ゴルフボールのしくみ
スポーツの秋です。ゴルフを楽しむ方も多いでしょう。一見ただの小さな円球に思えるゴルフボールですが、その中には最先端のテクノロジーがつまっています。表面にあるへこみはディンプルといって、単なる飾りではありません。ディンプルには空気抵抗を減らして、揚力を増やす効果があり、ボールが遠くまで飛ぶための翼の役割をします。また、ゴルフボールは大きく分けて、糸巻きボールとソリッドボールがありますが、現在はソリッドボールが市場のほとんどを占めています。ソリッドボールは反発力の強い合成ゴムでできていて、インパクト時のエネルギーを飛距離につなげる仕組みになっています。少しでも飛距離がのびるよう、小さなボールにいろいろな工夫があるのですね。