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やぎ座

やぎ座

9月は夏の派手な星座から秋の地味な星座へと移り変わる時期です。そんな9月の夜空に、星占いにも登場する「やぎ座」があります。3等星よりも明るい星がないものの、この星座が南の空に描く逆三角形は、暗い9月の星座の中では比較的見つけやすい星の並びです。このうち右上の星は、α(アルフニ星と呼ばれるものです。一見、一つの星に見えますが、実際は離れた場所にある二つの星が見かけ上並んで見える「肉眼二重星」です。視力に自信のある方は、二つに見えるかどうか暗い夜空で挑戦してみてはいかがでしょうか。ところで、やぎ座の星座絵を見ると、おかしなことに気付きます。頭はやぎに間違いないですが、下半身には足がなく、魚の尾びれがついています。これには次のような理由があります。ある日、ナイル川のほとりで神々がパーティーを開いていると、怪物テュフォンがその会場を襲ってきました。とっさに神々はそれぞれの動物に化けて逃げましたが、そこにいた神のひとり、パーンはやぎに化けて逃げ出しました。逃げ出した先にはナイル川があり、魚に化け直して川に飛び込んだつもりが、慌てていたために下半身しか変わらず、こんな姿になってしまったのです。そして、それを見ていた他の神様たちが、面白いから星座にしてしまえ、と言って夜空に上げたというわけです。

防災の日

防災の日

9月1日は「防災の日」です。1923(大正12)年のこの日、関東大震災が発生し、死者行方不明者10万5千人余という甚大な被害がでました。防災の日は、この惨事を教訓として防災に対する意識を高めるため、1960(昭和35)年に閣議の了解に基づいて制定されたものです。またこの日は、立春から数えて210日目にあたります。昔から「二百十日(にひゃくとおか)」とよばれ、台風の襲来が多くなってくる時期でもあります。ここ数年の間、大規模な災害が相次いで発生しています。この日を機会に避難経路の確認や懐中電灯の点検などをして、災害への備えを万全にしておきたいものですね。

梨

夏の終わりから秋にかけてが旬である果物のひとつに梨があります。梨は大きく、日本梨、中国梨、西洋梨の3つに分けられます。その中でも、日本でよく親しまれているのは日本梨と西洋梨です。日本梨はシャキシャキとした食感とみずみずしさが特徴です。独特の食感は、日本梨の果肉に石細胞(せきさいぼう)と呼ばれるものが多くあるためです。石細胞とは通常野菜や果物の皮の部分にある固い細胞膜で覆われた細胞のことで、日本梨の場合、皮だけでなく果肉にもあるためシャキシャキとした食感が楽しめるのです。一方、西洋梨にはシャキシャキとした感じはなく、果肉はとてもやわらかで、みずみずしいと言うよりはしっとりしています。中でも「ラ・フランス」が有名で、日本でも東北地方で栽培されています。西洋梨は日本梨とは違い、木になっているときは熟していないため、もぎとってから追熟(ついじゅく)をしないといけません。追熟の日数は品種によって異なりますが、1週間から3週間くらい常温で置いておき表面の色が黄みを帯びてきて、弾力、香りが出てきたら食べごろです。