蜃気楼の種類・1
春の日に見られる、まか不思議な現象に蜃気楼(しんきろう)があります。これは遠くの方に突如として町並みなどが現れるもので、限られた時間帯や場所でしか見ることができません。蜃気楼とはいったいどうやってできるのでしょうか。一口に蜃気楼といってもいくつかの種類に分けられます。ひとつは、実際の像が逆さになって、下に写る様に見えるものがあります。このタイプには、夏の日中に見られる「逃げ水」があります。遠くの路面に水たまりがあるように見えたり、歩いている人が水たまりに写っているように見えます。また、砂漠で遠くにまるで湖が広がっている錯覚を起こさせる現象もこのタイプです。もうひとつのタイプは、実物よりも物体が上にのびて見える場合です。このタイプのものにも、見え方はいろいろあり、実像がそのまま浮かび上がって見える浮島現象(うきしまげんしょう)や、実像の上に実物を倒立させた像が重なって見える場合などがあります。このタイプの蜃気楼は、見られる場所や発生する割合が少ないのですが、国内では富山湾岸の魚津(うおづ)がこの現象が見られることで有名です。富山湾では春に限って、このめずらしい現象が見られるのです。






























































































































































