田んぼの生き物・豊年エビ
水田で青々と育つ苗はきれいですよね。農家の人達が、田植えを済ませ、きれいに並んだ苗を見ながら願うのは、今も昔も秋の豊作ではないでしょうか。そんな田んぼをのぞいてみると、人々の豊作の願いが込められた生き物「豊年エビ」を見つけることができるかもしれません。豊年エビは、ラッコのようにおなかを上にして泳ぐ体長1.5センチから2センチくらいのエビに似た生き物です。江戸時代から「このエビのような生き物が水田にたくさん現れると豊作になる」といわれ、「豊年エビ」の名でよばれるようになりました。縁起がよいため金魚屋が売り歩いたともいわれています。ちなみに、体は半透明で無色かきれいな緑色、あしなどは朱色を帯びていることから、英名ではFAILYSHRIMP(妖精のような小エビ)とよばれています。豊年エビの卵は高温や低温、乾燥にも強く、田んぼに水が張られていない時期は土の中で卵の状態のまま過ごします。そして初夏のころ、水温の高くなった水田で産卵を済ませると、1ヶ月ほどで再びいなくなってしまいます。






























































































































































