ミズバショウ
冬の間閉ざされていた山も雪解けが進み観光シーズンに入る所が多くなっています。中部や北日本の山々では、雪解けが進み春らしくなってきました。もうすぐやってくる大型連休中に春山に出かける計画を立てる方も多いのではないでしょうか。雪解けとともに春を告げる花のひとつにミズバショウがあります。ミズバショウはサトイモ科の大型多年草で、春に花を咲かせます。ミズバショウの花の色はと問われると、白色と答えてしまいそうですが、白い部分は花びらではなく葉が変形したものです。この部分は、仏像の背後の飾りに似ていることから、仏炎苞(ぶつえんほう)と呼ばれます。では、本物の花はどこにあるのでしょうか。仏炎苞の中央にある花序(かじょ)と呼ばれる円柱状の部分の表面に密集している小さな粒が花なのです。ミズバショウの花の時期が終わると、今度は緑の葉が繁り、大きい物は長さ1メートルにも達します。この大きな葉がバショウの葉に似ていることから、その名がついたと言われています。








