@nifty天気予報
今日・明日の天気
MY天気

お天気豆知識(2025年06月06日(金))

車が浸水しやすい所
車が浸水しやすい所

6月に入り、雨のシーズンが到来しました。これからの時期は梅雨前線の影響で、短時間に大雨となることがあり、水害に見舞われやすくなります。
家屋の浸水や河川の増水のほかに、場所によっては車の浸水の被害にあうことがあります。車が浸水しやすい場所には、坂の下や高架下などのくぼ地があります。坂の下や高架下は道路が低くなっているため、周りから雨水が流れこみ、水がたまりやすくなっています。
また、水路や川のそばも注意が必要です。大きな河川になると堤防が決壊し、はんらんするため、大量の水が一気に押し寄せる危険性があります。このような周辺より低く浸水しやすい道路には、ドライバーへ注意を促す掲示板が設置されている場合があります。
よく利用する道路にこの掲示板がないか確認したり、浸水しやすい道路を把握して、普段から浸水に対して注意しておくといいでしょう。

車が浸水したら
車が浸水したら

車による移動は便利で手軽なため、毎日のように車を運転する人は多いでしょう。しかし、浸水により車の機能がどれだけ損なわれるか知っている人は、意外と少ないのではないでしょうか。
1982年7月に起きた長崎水害は、車が浸水に弱いことが露呈した事例のひとつです。梅雨前線の影響で、長崎市では7月23日の降りはじめから24日までの総雨量が572ミリを記録し、集中豪雨に見舞われました。この大雨により多くの車が濁流に押し流され、放置された車の台数は1500台を上回りました。
水位と車の関係をみてみると、タイヤの半分にも満たない水位10センチ程度の水位でも、ブレーキの利きが悪くなります。そして、ドアステップの10センチから20センチ上まで水がくると、車本体が浮き上がってしまいます。
さらにドアの半分まで車が水に浸かってしまうと、水圧でドアが開きにくくなり、中に閉じ込められて車と一緒に流される危険な状態になります。
このように車は浸水に対して弱い乗り物です。坂の下や高架下、水路や川のそばでは水位が一気に上昇する恐れがあります。水かさがさらに増す前に早く避難することが必要です。

過去のお天気豆知識

車が浸水しやすい所2025年06月06日(金)
空のスポーツ2025年06月05日(木)
芒種2025年06月04日(水)
傘の部分の名称2025年06月03日(火)
梅雨2025年06月02日(月)
火砕流2025年06月01日(日)

各地の天気

お天気豆知識

車が浸水しやすい所

車が浸水しやすい所

6月に入り、雨のシーズンが到来しました。これからの時期は梅雨前線の影響で、短時間に大雨となることがあり、水害に見舞われやすくなります。家屋の浸水や河川の増水のほかに、場所によっては車の浸水の被害にあうことがあります。車が浸水しやすい場所には、坂の下や高架下などのくぼ地があります。坂の下や高架下は道路が低くなっているため、周りから雨水が流れこみ、水がたまりやすくなっています。また、水路や川のそばも注意が必要です。大きな河川になると堤防が決壊し、はんらんするため、大量の水が一気に押し寄せる危険性があります。このような周辺より低く浸水しやすい道路には、ドライバーへ注意を促す掲示板が設置されている場合があります。よく利用する道路にこの掲示板がないか確認したり、浸水しやすい道路を把握して、普段から浸水に対して注意しておくといいでしょう。

空のスポーツ

空のスポーツ

本格的な夏を迎える前のこの時期は蒸し暑く過ごしにくい日が続きます。こんな季節には、爽快な空のスポーツに挑戦してみるというのはいかがでしょうか。パラグライダーやハンググライダーという名前を聞いたことがある方は多いことでしょう。実はこれらのスポーツは、冬にスキー場として使われている山などで夏に行われています。パラグライダーはパラシュートのようなものを使って飛ぶスポーツです。斜面を駆け下りて正面から風を受けることによって、パラシュートにあたる部分がひらき、頭上で大きく膨らみます。そのとき坂を勢い良く下っているので、それにつり上げられるかっこうになって足が自然に斜面から離れ、浮かび上がることが出来ます。ハンググライダーもパラグライダーと同じような方法で飛びますが、大きな翼のような機体を背負うようにして飛ぶため、その格好は鳥のイメージにぴったりです。空のスポーツはふだん見ることのない自然の表情に出会うことができ、鳥のような自由さを与えてくれるものなのです。

芒種

芒種

6月5日は二十四節気のひとつ「芒種(ぼうしゅ)」です。芒種の「芒」とは、穀物の先端の細い毛のことで、「のぎ」と読みます。このころ、芒のある稲や麦などの穀物の種をまくことから芒種といわれています。また、この時期は梅雨を代表する花であるアジサイが咲き始めます。現在では白やピンク、赤などさまざまな色のアジサイがあり、その品種は500種類におよびます。アジサイの色は土壌の性質によって左右されます。土壌が酸性の場合は青色系が、アルカリ性だと紅色系が発色しやすくなります。日本はアジサイの原産地であり、土壌は酸性であったため、古来のアジサイは青色でした。この青いアジサイが18世紀終わりごろにヨーロッパに渡り、ヨーロッパのアルカリ性の土壌で赤っぽい色のアジサイが生まれました。その後、さらなる品種改良の結果、色とりどりのアジサイが生み出されたのです。色鮮やかで華やかなアジサイが雨の日に彩りをそえてくれるでしょう。