2月14日はバレンタインデーです。すっかり2月の行事として定着していて、いろいろな思い出があったり、今年の準備をしている方も多いのではないでしょうか。
バレンタインデーは、女性が男性にチョコレートを贈る日となっていますが、この名前は、3世紀ローマに実在した、バレンタイン司祭(聖バレンチノ)に由来しています。
当時のローマ皇帝は、兵士を強くするため遠征する兵士の結婚を禁止していましたが、バレンタイン司祭は皇帝の命令に反して多くの兵士たちを結婚させたのです。これに怒った皇帝はバレンタインを処刑してしまいました。その日が2月14日であり、ローマカトリック教会の祭日となっています。
当初はバレンタイン司祭の死を悼む行事でしたが、次第に愛を告白したり、プレゼントを贈る風習に変わってきました。
ところで、今では当たり前となっているチョコレートを贈る習慣は、日本で生まれたものです。昭和30年代にチョコレート会社が始めたもので、ハート型のチョコレートをこの日のために作ったことからどんどん広まるようになったのです。
お天気豆知識(2026年02月13日(金))


2月14日はバレンタインデーです。デパートやコンビニエンスストアなどにも特設のコーナーが設けられて、チョコレート製品を普段より目にすることが多くなります。そんなチョコレートの主原料はカカオ豆です。
カカオ豆は熱帯地方で育ち、主な産地はガーナなどの西アフリカです。私たちはほとんど目にすることはできませんが、カカオの実は直径30センチにもなり、その中にカカオ豆が30から40個入っています。実から採ったカカオ豆を発酵し、そのあと乾燥させたものが輸入されてチョコレートに加工されるのです。
カカオ豆は高血圧や脳卒中の発生を防ぐカリウム、エネルギーや骨を作るのに欠かせないマグネシウムを多く含んでいることが特徴です。また、がんや動脈硬化などさまざまな病気を引き起こすといわれる活性酸素を抑えるものとして注目されているポリフェノールは赤ワインの約3倍も含まれています。
そのためか、カカオの学名「テオブロマ・カカオ」とは、ギリシア語で「神様の食べ物のカカオ」という意味があります。はるか古代からカカオ豆は「神様の食べ物」と呼ばれ、非常に貴重なものとして扱われていたのです。
この「神様の食べ物」から作られた甘いチョコレートを捧げ、愛を告白する・・・偶然の産物だった「バレンタインデーのチョコ」も、無意味なことともいい切れないような気がしますね。

