5月に入り気温も水温も上昇して、水辺で過ごすのが気持ち良い季節になりました。この時期は多くの海辺で潮干狩りが行われますが、同じように潮が引いた時に楽しめるのが岩場での磯遊びです。
磯遊びで見られる生き物は、季節や場所、時間帯によっていろいろな種類がいます。特に「潮溜り(しおだまり)」と呼ばれる海水が残っているくぼみの部分はいろいろな生き物がいて、まるで天然の水族館のようです。
岩にびっしり張りついたフジツボや、石の下に隠れるカニや貝、脚とハサミをもったヤドカリに、星形または五角形のヒトデをみることができます。その他にも花のように触手(しょくしゅ)を広げるイソギンチャク、ウニやアワビがいることもあります。
ただ、岩場は小さな子供にとっては危険なところでもあります。岩場では、裸足やサンダルなどではなく、スニーカーなどしっかりしたものを履くようにしてください。それでも濡れている岩場は滑りやすく大変危険ですから、決して走ったりしないよう気を付けてあげましょう。
また、5月にもなれば紫外線が一段と強まる上、海辺の日ざしは見た目以上に強いので、子供にも大人にも帽子は必需品と言えます。
海の生き物は家で飼うことがなかなか難しいので、観察し終わったら元の場所にそっと戻してあげるとよいでしょう。
お天気豆知識(2026年05月02日(土))


磯遊びを楽しむ最適な日や時間はいつごろでしょうか。潮溜まりの生き物を見るためには、潮が引いた干潮の時でないと観察することができません。特に潮の引きが大きくなる大潮のときがおすすめです。
大潮とは、新月・満月の前後数日間のことで、この頃に月の引力が強まるため、潮の満ち引きが大きくなるのです。また、春は干潮の時間がちょうどお昼前後ころです。このことからも春の大潮のころは磯遊びに適した日といえるでしょう。
干潮の時刻は新聞に載っているのですぐにわかります。ただ、その時刻に行ったのでは徐々に潮が満ちてきますから早めに出かけたほうがいいでしょう。
楽しさのあまり、潮が満ちてきても気がつかず、岩場に取り残されることがないように、潮汐時間をきちんと守って楽しむようにしましょう。
家族や友人と、お近くの海へ磯遊びに出かけてはいかがでしょうか。

