5月は緑がまぶしく、気持ちのいい時期です。五月晴れの日はピクニックに出かけましょう。(「五月晴れ」は、本来は「梅雨の時期の晴天」を指しますが、現在は、「五月のすがすがしい晴れ」を指す言葉としても使われています。)
ピクニックといえばお弁当とすがすがしい空気、そして適度な運動をすることもできます。森林浴や日光浴といった、自然の恵みを体で受けることも楽しみのひとつですね。
1982年に林野庁から「森の香りを浴びて心身を鍛えよう」という森林浴構想が出され、今では広く浸透しています。
そして、最近の実験では森林浴をイメージするだけで精神的に良い影響を及ぼすことがあるという報告までされています。
緑の中には私たちにとって有益な物質が満ちあふれています。代表的なものには、植物の光合成の作用によって生み出される新鮮な酸素があります。そして周りの環境にさまざまな影響を持つ、植物から放出される香りもあります。葉や枝によって適度に和らげられた日ざしも私たちを健康にしてくれるものです。
お天気豆知識(2026年05月18日(月))


緑が放出する酸素や香りは、新緑の今の季節に最も多くなります。
植物は新鮮な酸素を供給するだけでなく、排気ガスなどで汚れた空気を浄化してくれます。そして、植物が出す香りはフィトンチッドと呼ばれ、私達の体の表面を消毒してくれるのです。
フィトンチッドは体内の代謝や大脳の働きを高める効果もあるといわれています。また、日光浴は血液の循環を良くして新陳代謝を促進させるほか、人間の体内でビタミンDを合成させる作用もあります。
このビタミンDによってカルシウムの吸収が良くなり、あわせて適度な運動が骨の新陳代謝を活発にするため骨を強くすることにも大きく影響しています。この場合、日光は日焼けするほど浴びる必要はなく木漏れ日程度で十分です。
週末は新緑と降り注ぐ日ざしの中に身をおいて心と体をリフレッシュさせてみるというのはいかがでしょうか。
ただし、紫外線も強い時期ですから対策は念入りにしてから出かけましょう。

