5月の第2日曜日は母の日です。カーネーションを贈ってお母さんに感謝の気持ちをあらわす日ですね。
このカーネーションはナデシコの仲間で、オランダナデシコとも呼ばれるナデシコ科の多年草です。
そもそも、カーネーション(CARNATION)という名前は、シェークスピアの時代にカーネーションの花を戴冠式(たいかんしき)のための冠(かんむり)作りに使用していたため、戴冠式という意味のコロネーション(CORONATION)からつけられたといわれています。
また、肉の色に似ているため、その意味をもつラテン語のカロ(CARRO)またはカルニス(CARNIS)からきているという説もあります。
カーネーションは香りもよく、色も赤やピンク、白、黄など、バリュエーション豊富で、切花としてたいへん人気があります。元々は初夏に開花する花でしたが、セキチクという中国のナデシコ科の多年草との交配により、現在では1年中花を咲かせることができるようになりました。
その花の優雅な姿は母の愛のように、観ている人の心にやすらぎを与えてくれるのかもしれません。母の日のみならず、いつでも部屋に飾りたくなる花のひとつです。
お天気豆知識(2026年05月08日(金))


母の日といえば赤いカーネーションをイメージする方が多いのではないでしょうか。母の日は母の愛をたたえる日ですが、母のいる人は赤いカーネーションを胸に飾って、母の日頃の苦労に感謝し、健康と幸福を願います。
そして、亡き母をしのぶ人は白いカーネーションによって母の愛をしのび、その冥福を祈る、という風習もあるのです。
母の日とカーネーションとの関係はアメリカのウエストバージニア州にあるメソジスト教会のアンナ=ジャーヴィスさんが、5月の第2日曜日に母を追憶するため、白いカーネーションを母の霊前に手向けたことがはじまりといわれ、そのことが多くの人々の感動を呼び広まった、とされています。
そして、1908年に国際母の日として全世界に提唱され、日本では1913年(大正2年)から行われるようになりました。
現在は、感謝の気持ちとしてカーネーションをささげるだけでなく、家事の手伝いをする子どもたちも増えているようですね。

