これからの時期、クリスマスツリーを見かける機会が増えてきます。ツリーの飾りにはそれぞれ意味があるのをご存知ですか。
ツリーの一番上に輝く星はトップスターといい、イエス・キリストが生まれた時にお祝いにかけつけた賢者を導いた星をイメージしたものです。
また尖った葉が印象的なヒイラギが飾りとして使われますが、これはイエス・キリストがかぶったという、いばらの冠を表しているのです。
赤と白のストライプの模様が入ったキャンディー・ケーンと呼ばれる杖の飾りは、羊に例えられる多くの人々を幸福に導く羊飼いの杖をイメージしたものです。ベルは救世主の誕生を告げるものとして、喜びや祝福の意味があり、お祝い事には欠かせないものとなっています。
こうした飾りを付けるモミの木も、真冬でも緑の葉をつける常緑樹を使うことで、強い生命力や永遠へのあこがれが込められていたのです。
こうした飾りものの意味を思い起こしながら、ツリーの飾りつけをしてみてはいかがでしょうか。
お天気豆知識(2025年12月09日(火))


クリスマスツリーを彩るイルミネーションは様々な色をした小さな電球が規則的に点滅します。イルミネーションが出回る以前はろうそくが使われることが多かったのです。
昔のろうそくの場合も、今のイルミネーションも意味しているものは同じで、夜空に輝く星々を模しています。
家でクリスマスツリーを飾る場合は、イルミネーションの飾りつけ方にコツがあります。まず何も飾り付けていないツリーに、イルミネーションのコードをトップから、らせん状に巻きつけましょう。
この時、電球はツリーの葉に隠れないように、逆にコードはなるべく目立たないようにします。できればコードの色はツリーの色と合わせるようにして下さい。ツリーを壁に飾る時はツリーの見える側にだけ、大きくS字を描くようにイルミネーションを配置してもよいでしょう。
イルミネーションの飾り付けが終わったら、用意していた飾りを付けていって下さい。イルミネーションを点滅させて小物を配置すると、全体のバランスを見ることができます。

