クラゲに刺されないために
お盆を過ぎると海ではクラゲの数が多くなり、海水浴客がトラブルにあうことがよくあります。クラゲがお盆過ぎに多く出る理由は、種類にもよりますが、海水温が高いこと、そして日本の南海上に台風が発生、接近する事が多く、台風からのうねりに乗って海岸近くまでクラゲが来やすいことなどが挙げられます。これからの海水浴は、クラゲに対しても一段と注意が必要になってきます。私たちがクラゲに刺されると、よく目にする傘が15センチメートルほどの水クラゲが原因と思いがちですが、実はアンドンクラゲに刺されていることが多いようです。アンドンクラゲは、傘の大きさが親指の第一関節くらいと小さいクラゲです。さらに透明で見つけにくいので、できるだけクラゲの集まりそうな場所を避けて海水浴を楽しみたいですね。クラゲのたまりやすい場所は、潮のよどみです。潮のよどみを見つけるポイントとしては、泳いでいて他より暖かい場所、つまり水温の高いところや海草や泡が浮いている場所です。海水浴に出かけたら、潮のよどみを見つけてクラゲに遭遇する危険性を減らしたいですね。