スズメバチに注意
毎年、夏から秋にかけて、全国でスズメバチに刺される被害が急増します。これは、8月下旬から10月下旬にかけてスズメバチの活動が活発になるためで、これからの時期は特に注意しなくてはなりません。スズメバチの毒は危険なため、林などでキャンプをするときや山登りにでかけるときは、できるだけ被害にあわないように予防したいものです。では、どのような点に気をつければよいのでしょうか。スズメバチは黒い色に対して激しく攻撃してきます。そのため、黒い服は避けることが重要で、同様の理由で黒い髪も危険です。頭には白や黄色など、明るめの帽子をかぶりましょう。また、スズメバチは横に急に動くものに反応しやすいため、急な動きはしないようにしましょう。スズメバチの姿や巣を見つけても、手で払ったり、体の向きを即座に変えないようにし、静かに後ろに下がりましょう。さらに、においにも敏感なので、香水はつけないようにしましょう。このように、黒いものを身につけている人、急な動きをする人、香水をつけている人はスズメバチに刺されやすいといえます。ちなみに、スズメバチは人家の壁のすき間にも巣を作ることがあります。スズメバチの特性を知ったうえで、これからの季節はスズメバチに刺されないように注意して下さい。