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お天気豆知識(2025年11月04日(火))

流れ星が見えやすい条件
流れ星が見えやすい条件

これからの季節、一年のうちで一番夜空の星がきれいに見えます。これは空気が乾燥していて大気中の水蒸気が少なく、夜空が澄んでいるためです。
星がたくさん見られる冬は、流れ星が見られる可能性も高くなります。めったには出会うことはないと思われがちな流れ星ですが、実は見えやすい条件があるのです。
まず、有名な11月のしし座流星群や12月のふたご座流星群のように、集中してたくさんの流れ星が見られる時期があります。流れ星の数がピークになる日時は年によって微妙に異なるため、前もって流星群の極大の時期を調べておくのがおすすめです。そうすれば、かなり高い確率で流れ星を見ることができるでしょう。
特別な流星群がないときでも、月明かりのない暗い夜は流れ星に出会える良い条件と言えます。もちろん月明かりだけでなく、街の明かりも少ない場所が良いのは言うまでもありません。
また、時間帯で言えば明け方近くが最も流れ星を見る確率が高いです。これらの条件が重なるほど流れ星に出会いやすくなります。
これからぐんぐんと夜の寒さが増してきます。厚手のコートや手袋など、万全の防寒対策を行なって、流れ星を待ってみるのもいいですね。

流れ星が明け方に見えやすい理由
流れ星が明け方に見えやすい理由

一日のうち、流れ星が最もよく見られるのは明け方の時間帯です。いったいこれはどうしてなのでしょうか。
そもそも流れ星は、宇宙に浮かんでいる彗星のかけらや小惑星の破片が、地球の引力で大気中に飛び込んでくるときに見られるものです。もしも地球が止まっていたとすると、流れ星は地球のどの場所でも夜になれば均等に見られるはずです。
実際には地球は太陽の周りを回っています。このため、地球の進行方向に対して前面にきた時間帯ほど、宇宙に浮かぶ星のかけらにたくさんぶつかることになるのです。
これはちょうど雨の中を走る車のフロントガラスと同じ原理です。雨が真上から降っていて車が前に進んでいるときには、後ろのリアウィンドウよりもフロントガラスの方がより多くの雨の粒があたります。
地球の場合でも同じように、進行方向の前面にくる時間帯、つまり夜から昼にかわる明け方近くの時に最も流れ星をたくさん見ることができるのです。
明け方近くにふと目が覚めたときなどは、流れ星が見られるチャンスと言えるかもしれませんね。

過去のお天気豆知識

光化学オキシダント注意報とは2026年07月09日(木)
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光化学オキシダント注意報とは

光化学オキシダント注意報とは

「光化学オキシダント」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。光化学スモッグと言われることもありますが、工場や車から排出される窒素酸化物や炭化水素類などが光と反応して発生する汚染物質のことです。光化学オキシダントは、日差しが強くて気温も高く、さらには風の弱い日などに高濃度になりやすく、ある程度の濃度を超えると体に悪影響を与えます。そのため、各自治体では光化学オキシダントを含めた大気汚染物質を日々監視しており、光化学オキシダント濃度が高くなり、気象条件によってその状態が継続すると見られるときに「注意報」を発令する決まりになっています。天気に関係する注意報や警報は、気象台から発表されますが、「光化学オキシダント注意報」は各都道府県の知事が発令することになっています。特に夏の太平洋高気圧に覆われる時は、日差しが強い、気温が高い、風が弱い、といった光化学オキシダントの発生しやすい条件がそろいます。光化学オキシダントは強い酸化力を持つため、目やのどへの刺激、農作物にも影響を与えます。この夏も十分注意する必要があります。

ほおずき

ほおずき

夏の暑い時期に実をつける植物のひとつに、ほおずきがあります。浅草の浅草寺では、毎年7月9日・10日に「ほおずき市」が開催され、大いににぎわいます。ほおずきはナス科の多年草で、赤くて丸い実をつけます。実を包み込んでいる袋のようなものはがくで、花が散ると5枚のがくが次第に大きくなって実を包み、赤い色に染まるのです。英名はチャイニーズランタンプラント、漢字では「鬼灯」と書きます。七夕やお盆のころに庭や仏壇などに飾ったり、赤い紙を張って作った「ほおずきちょうちん」と呼ばれる丸いちょうちんを精霊(しょうりょう)迎えの際に使ったりと、夏の時期には欠かせないものでした。今では庭によく植えられているほおずきですが、昔は魂が乗り移って家庭に病人や死人を出すといわれていたため、屋敷に植えることは避けられていたそうです。ちなみに、ゴールデンベリーやインカベリーという名前でドライフルーツの状態で売っているのを見かけるようになった、北アメリカ原産の食用ほおずき(英名ストロベリートマト)という種類は、そのまま食べても果物のように甘くておいしいのですが、日本の庭などに植えられている観賞用のほおずきは苦みと毒性があるので、食べないほうが良いそうです。

天の川を見てみよう

天の川を見てみよう

夜空の星にあまり興味のない方でも「天の川(あまのがわ)」という名前は聞いたことがあるでしょう。天の川は夏の今が一番夜空高くに見える時期で、眺めるには絶好の機会といえます。天の川はカシオペヤ座からはくちょう座、わし座、さそり座にかけて夜空にぼんやりと帯状の光を放っており、まさに天上に横たわる大河のようです。そのため、古代人たちは天の川を地上の川と関連づけて考え、エジプトでは「天(てん)のナイル」、バビロニアでは「天のユーフラテス」、インドでは「天のガンジス」という意味の名前を付けました。この天の川の正体は小さな星の集まりです。夜空に点々と輝いている光が集中していることであたかも星の川のように見えるのです。最近は、夜間の照明が多くなった影響で、天の川を見たことがないという子供が多くなりました。この夏休みは少し郊外に出かけて、夜空にかかる天の川を眺めてみてはいかがでしょうか。