そろそろ全国各地で紅葉のシーズンが始まります。
紅葉の楽しみ方にもいろいろあって、小旅行に出かけて見たいものもあれば、身近ですぐに見られるものもあります。
自然の紅葉を楽しみに山や渓谷など少し遠くまで足を伸ばしたら、温泉付きの旅館に泊まってゆっくりとしたいものですね。露天風呂につかりながら、のんびりと色づいた木々を眺めるのは最高の秋のぜいたくと言えるでしょう。
また、お寺や庭園などではきれいな紅葉を見ることができますが、中にはライトアップで夜の紅葉を楽しめるところもあります。京都の清水寺や高台寺などでは、昼間とは違った幻想的な姿で、光の中に真っ赤に浮かび上がるモミジを見ることができます。昼間忙しくて外に出られない人でも、夜なら余裕を持って紅葉見物をできるのではないでしょうか。
そして、普段何気なく通っている通りや公園の紅葉も見逃せません。神宮外苑のいちょう並木や大阪の御堂筋など、会社の帰りなどに少し寄り道して身近な紅葉を探してみるのもいいですね。
自分に合った場所や時間で、それぞれの紅葉を満喫してみてはいかがでしょうか。
お天気豆知識(2025年09月20日(土))


紅葉を見にでかけたら、ぜひその風景を写真に撮って残しておきたいものですね。背景を少し工夫してみると、誰でも簡単にきれいな紅葉の写真を撮ることができます。
例えば黒っぽい色の建物や山をバックにすると、紅葉の赤や黄色を引き立たせることができます。お寺などの古い建物と一緒に撮れば、紅葉とのコントラストも美しく、しっとりした情緒ある写真が出来上がるでしょう。
他にも、紅葉が映える背景に青空があります。空の青は、紅葉の赤や黄色をはっきりと浮かび上がらせ、一緒に写すと葉の色をより強調した写真を撮ることができるのです。山全体の紅葉に対してその向こうの青空を少し入れたり、青空を背景にして一本のモミジを写したり、いろいろな構図を試してみるのも楽しいでしょう。
常緑樹やまだ紅葉していない木も、紅葉と相性の良い背景になります。ほんの少し色付き始めた程度の時期は、緑をバックに紅葉をきれいに撮るチャンスと言えます。
この秋はお気に入りのカメラで、紅葉の写真にチャレンジしてみたいですね。