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お天気豆知識(2025年01月02日(木))

凧(たこ)の仕組み
凧(たこ)の仕組み

今では見かけることも少なくなりましたが、正月の遊びのひとつに凧(たこ)揚げがあります。空を彩る凧が空中で安定した状態で、揚がっていられるのには、仕組みに秘密があります。
1つ目は、その形です。一般的な凧には反った形のものが多くありますが、この反りは凧の左右の安定を高める働きをしています。
2つ目はしっぽ。凧からなびくしっぽは単なる飾りではなく、空中で回転してしまうのを防ぐ役目を果たしています。
3つ目は、凧の骨からのびる数本の短い糸の結び目の位置です。この結び目の位置は、空中での凧の角度を決める重要な役割があるのです。
凧には、色々な形や色をした凧がありますが、こんな秘密があったのです。

風と糸の結び目
風と糸の結び目

凧を空高く揚げるにはいくつかのコツがあります。その一つが、凧と糸の結び目の位置です。
凧には手持ち用の長い糸が必要ですが、たいてい釣り合いをとるために長い糸は直接凧にはつけず、凧の骨に結ばれた数本の短い糸を介してつながっています。凧揚げをするときの風の強さに合わせて、これらの糸の結び目を変えることで、凧は高く揚がるのです。
風が強ければ、結び目の位置を凧の上方に寄せることで凧を空高くまで揚げることができます。
反対に風が弱い時には、結び目の位置を下げることで凧が落下しにくくなります。
このように、その日の風の状況に合わせて結び目を調節しながら凧を揚げることは、腕の見せ所であり、凧揚げの醍醐味のひとつなのです。

過去のお天気豆知識

梅雨2026年06月03日(水)
ホタルを見てみよう2026年06月02日(火)
てんびん座2026年06月01日(月)
気象記念日2026年05月31日(日)
虫食い2026年05月30日(土)
北日本の冷夏2026年05月29日(金)

各地の天気

お天気豆知識

梅雨

梅雨

四季のある日本列島には、春から夏の変わり目に梅雨(つゆ)の時期が存在します。梅雨の時期はじめじめして日差しが少ないため、外出するにも洗濯するにも、うんざりしてしまいます。しかし梅雨を私たちの生活からみてみると、決して厄介ものとはいえないのです。梅雨の良い点は、貴重な水資源になるということです。この時期に雨が降らなければ、梅雨が明けたあとで水不足にもなりかねません。深刻なのは雪解け水のない地域で、ダムの貯水量が低くなり、夏まっさかりのころには取水制限や給水制限をしなくてはならない事態になることです。梅雨の時期にはしっかりと雨が降ってくれたほうがいいのです。良い面がある一方で、悪い面も存在します。それは大雨による災害を引き起こすことです。梅雨も終わりに近づくと、西日本を中心に大雨となることがあり、それに伴って、河川の増水や浸水の被害、また土砂災害などが起きやすくなります。毎年のように被害がでており、人命を奪うことさえあるのです。梅雨の雨は恵みの雨であると同時に、恐ろしい雨でもあるのです。

ホタルを見てみよう

ホタルを見てみよう

ホタルは天気と関係の深い昆虫で幼虫が上陸するとき、または、産卵や羽化をするときはだいたい雨が降っているときか止んだ後が多いようです。そのため、ホタルを観賞するにも天気が重要な要素となっています。今にも雨が降りだしそうな曇天で、気温と湿度が高く風が弱い天気のときがホタル観賞には最適な天気なのです。また、時間は日没後1から2時間後の午後8時ごろが適しています。これは天敵が少なく、且つ、求愛行動にもなる光がハッキリ見える時間帯であるためといわれています。つまり、梅雨の時期だからといっていつでも簡単に見られるわけではないようです。梅雨に入り曇り空が続くと、気分がめいることもあるかもしれません。そんな時は、光が飛び交う幻想的な情景を探して、ホタル狩りに出かけてみてはいかがでしょうか。

てんびん座

てんびん座

6月は晴天があまり期待できない月ですが、それだけによく晴れた夜はうっとうしい天気から解放されたすがすがしさから夜空を見上げることもあるのではないでしょうか。その星空の中に、星占いにも登場する「てんびん座」があります。星占いに出てくる12星座を思い浮かべると、神様や人、動物が多くある中で、たったひとつ「てんびん座」だけ道具が星座になっています。そういった意味では12星座の中でも珍しい星座です。このてんびんを使っていたのは、「おとめ座」になったといわれている正義の女神「アストレイア」です。アストレイアは人の魂をこのてんびんにのせて善悪をはかった、と言われています。てんびん座の星の一つ「ズベンエルゲヌビ」は「南のツメ」という意味で、およそてんびんとは関係なさそうな名前です。実ははるか昔、てんびん座は隣にある「さそり座」の一部でした。ちょうどサソリがハサミを振りかざした所に位置していたのです。そして、その隣の星の「ズベンエルシャマリ」は「北のツメ」です。あまり目立つ星のないてんびん座は、さそり座とおとめ座の間のさそり座寄りを見るようにすると見つけやすいでしょう。