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お天気豆知識(2024年12月30日(月))

年越しそば
年越しそば

一年の締めくくりに年越しそばを食べる人は多いのではないでしょうか。
年越しそばは、別名「みそかそば」や「つごもりそば」、「大年(おおとし)そば」「除夜そば」などとも呼ばれて、江戸時代の中期には大みそかにそばを食べる習慣が定着したと言われています。
大みそかはハレの日であるため、年越しそばは「ハレ」の食事とされてきました。
なお、年越しに食べるそばは、かけそばでもざるそばでも構いませんが、年を越してから食べたり、旧年から新年に変わるタイミングで食べるのではなく、年内に食べ終わるのが正しいようです。

年越しそばは縁起物
年越しそばは縁起物

大みそかの夜に毎年食べるものと言えば、やはり年越しそばでしょう。家運や寿命が長くのびるということにかけて、細く長いそばは縁起物とされてきました。
また、容易に切ることができるため、旧年の苦労や厄災をきっぱり切り捨てるという意味もあり、このことから年の瀬にそばを食べるのが習わしになったと言われています。
さらには、金細工師が金銀の粉を寄せ集めるときにそば粉が用いられたことから、そばは金を集める縁起物とも言われています。
このように、年越しそばには、今年一年を無事に過ごせたことを祝い、新たな年に期待と願いがこめられているのです。
こういった話をしながら、家族そろって年越しそばを食べてみてはいかがでしょうか。

過去のお天気豆知識

雑煮(ぞうに)・正月の「ハレ」の食べ物2025年01月01日(水)
旬の食材・はくさい2024年12月31日(火)
年越しそば2024年12月30日(月)
お屠蘇(おとそ)2024年12月29日(日)
凍上(とうじょう)2024年12月28日(土)
氷のスポーツ・スケート2024年12月27日(金)

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お天気豆知識

雑煮(ぞうに)・正月の「ハレ」の食べ物

雑煮(ぞうに)・正月の「ハレ」の食べ物

雑煮は、そもそも神仏に供えた飲み物や食べ物を下げて食べる行事(直会、なおらい)からきています。神仏に供えた縁起の良いものを、大晦日の夕方に様々な具を加えて煮たのが雑煮の始まりなのです。そしてお正月にはなくてはならない、三が日のめでたい食事となりました。稲作を中心とした水田地帯の地域では、雑煮の具は餅が中心で、一方、畑作地域では芋やそば、ムギなどが具の中心でした。今では餅の入った雑煮が主流となりましたが、その一方で芋栽培の文化も受け継がれて、里芋も雑煮の材料として不可欠となっている地域もあります。雑煮は、現在も家庭による味付けの違いはもちろんですが、地域によって味付けや材料に大きな違いがあります。みなさんの故郷の雑煮はいったいどういったものなのでしょうか。

旬の食材・はくさい

旬の食材・はくさい

この時期旬を迎える野菜に「はくさい」があります。西洋のキャベツに対して、東洋を代表する葉菜が「はくさい」です。中国や朝鮮半島、日本などの東アジアに分布していて、英語では「中国のキャベツ」という意味の名前(Chinesecabbage)が付けられています。はくさいの96パーセントは水分ですが、他にもビタミンCや無機質も含まれています。昔は冬に食べることのできる野菜は限られていたため、この時期に収穫されるはくさいは、不足しがちな栄養素を摂取する上で貴重な食べ物になっていました。はくさいには春や夏に収穫されるものもありますが、寒い冬にとれるものが最も柔らかく、おいしいといわれています。お店では、巻きがしっかりとしていて重みのあるものを選ぶとよいでしょう。

年越しそば

年越しそば

一年の締めくくりに年越しそばを食べる人は多いのではないでしょうか。年越しそばは、別名「みそかそば」や「つごもりそば」、「大年(おおとし)そば」「除夜そば」などとも呼ばれて、江戸時代の中期には大みそかにそばを食べる習慣が定着したと言われています。大みそかはハレの日であるため、年越しそばは「ハレ」の食事とされてきました。なお、年越しに食べるそばは、かけそばでもざるそばでも構いませんが、年を越してから食べたり、旧年から新年に変わるタイミングで食べるのではなく、年内に食べ終わるのが正しいようです。