5月20日は世界計量記念日
5月20日は「世界計量記念日」です。メートル条約の締結125周年を記念して、2000年から実施されている記念日です。メートル条約は計量単位の国際的な統一を目標として、1875年に結ばれました。1960年にはさらに単位の統一を目指そうと、メートル法を拡張した国際単位系(SI)が採択されました。国際単位は次の7種類の基本量とそれぞれに対する単位を定めています。長さはメートル(m)、質量はキログラム(kg)、時間は秒(s)、電流はアンペア(A)、熱力学温度はケルビン(K)、物質量はモル(mol)、そして光度はカンデラ(cd)が基本単位と決められました。日常生活になじみのある単位から聞き慣れないものまでありますが、これらは物を計測する上で基礎となる単位であり、国際化が進んでいる現在に必要なものなのです。