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お天気豆知識(2026年09月29日(火))

天気のことわざ
天気のことわざ

天気に関することわざはたくさん残されていて、今でも十分天気予報に使えるものもあります。そのような天気のことわざで昔から有名なものに「夕焼けは晴れ、朝焼けは雨」があります。このことわざは空の色によって天気を予想しているのですが、これにはちゃんと説明が付くのです。
日本の天気は、おおよそ西から東へと変わります。夕焼けが見える時は、西の空が晴れていて、これから翌日にかけてやってくる空に雲がないことを意味しているので翌日は晴れ、ということになります。
反対に朝焼けは、すでに通り過ぎた空に雲がないことを示しています。つまり、そろそろ次の天気、すなわち悪天がやってきますよという意味があるのです。
ただ、このことわざは一年中当てはまるわけではありません。夏は太平洋高気圧が南から張り出しており天気が西から東へ変わることが少ないため、あまりあてにならないといえるでしょう。天気が西から東へ周期的に変わることが前提ですから移動性の高気圧と低気圧が交互に通過する春や秋はよく当たることわざといえそうです。
ちょうど今はこのことわざが当たりやすい季節です。朝焼けと夕焼けを見たら、翌日の天気を予想してみるとよいですね。

空の色と天気予知
空の色と天気予知

「夕焼けは晴れ」と一口で言っても、その表情はいろいろあり、中には悪天をもたらす夕焼けもあります。
すじ雲やおぼろ雲といった薄い雲が浮かんでいて、空が真っ赤に染まるような夕焼けのときは、あまり晴れの天気になることはありません。これは台風や前線が近づいてきたりして、空気中の水蒸気が多くなるために起こる現象です。
この赤い夕焼けは、晴天をもたらす夕焼けに比べて極端な赤色となることが多いので、まれに異様な光景になり、気象台に「異常気象ではないのか」などの電話が殺到すすることもあるといいます。
一方、晴天をもたらす夕焼けは、西の空に浮かぶ雲も少なく、大気も澄んでいて、空は黄色からオレンジ色、さらにピンク色へと徐々に変わっていきます。
朝焼けも夕焼けと同様に、東の空にすじ雲などが広がっていて赤く染まっているときは悪天になることが多いのですが、東の空が濃いピンクからオレンジ色、さらに黄色へと、順に明るい色に変わっていくときは晴天をもたらすことが多いのです。
夕焼け、朝焼けから天気を予想するときは、色合いの変化も、しっかり観察すると、当たる確率も高くなりそうです。

過去のお天気豆知識

芭蕉忌(ばしょうき) (2026年10月11日(日))
りんごの収穫カレンダー (2026年10月10日(土))
ふもとは秋でも山は冬 (2026年10月09日(金))
スズメバチ (2026年10月08日(木))
寒露(かんろ) (2026年10月07日(水))
秋の香り (2026年10月06日(火))

各地の天気

お天気豆知識

芭蕉忌(ばしょうき)

芭蕉忌(ばしょうき)

10月12日は松尾芭蕉(まつおばしょう)の命日「芭蕉忌(ばしょうき)」です。「奥の細道」で有名な松尾芭蕉は、1694年の10月12日、51歳にして大阪で亡くなりました。芭蕉は、日本の各地を歩き、風光明媚(ふうこうめいび)な景色を、感情の動きや季節に合わせて詠んだ俳人です。それまでのものとは違った独自の俳諧、蕉風(しょうふう)を確立し、死後300年以上経った現在でも多くの人に親しまれる句をたくさん残しました。芭蕉を慕う俳人たちにより、今でも毎年旧暦の10月にあたる11月12日には俳聖、松尾芭蕉を偲んで、京都市東山区にある芭蕉堂で、法要や句会が行われています。芭蕉は全国の行く先々で、素晴らしい名句を残しましたが、生前最後の句となったのは、やはり旅先での句で、「旅に病んで夢は枯野をかけ廻(めぐ)る」でした。また、芭蕉は、毎年のように時雨(しぐれ)を俳句に詠み続けたため、「時雨の詩人」と呼ばれていて、その命日は「時雨忌(しぐれき)」とも呼ばれます。折しも芭蕉忌のころは、冬型の気圧配置が現れ始めるころでもあり、時雨の降る季節だったのです。備考芭蕉の享年(51歳)は数え年です。

りんごの収穫カレンダー

りんごの収穫カレンダー

りんごが収穫の季節を迎えています。代表的な品種のひとつである「つがる」は9月中旬ごろから収穫され、9月のうちからスーパーなどの店頭に並び始めます。10月中旬からは、上品な酸味が人気の「ジョナゴールド」、下旬になると、赤いものは贈り物にもされる「陸奥(むつ)」が収穫の時期を迎え、家庭の食卓を飾ることになります。そして、冬の足音が聞こえてくる11月の上旬に「ふじ」の収穫が始まります。日本一のりんごの産地である青森では、「ふじ」が生産量の半分を占め、日本を代表するりんごといえるでしょう。旬のりんごを、収穫時期に合わせて食べ比べてみてはいかがでしょうか。

ふもとは秋でも山は冬

ふもとは秋でも山は冬

秋はさわやかな日が多く、行楽にも快適な季節です。10月になると、標高の高い所から次第に紅葉が見頃となり、紅葉狩りや山菜採りに出かける方が多くなります。この時期は、本格的な登山ではなくても、山へ行く服装は十分に注意して選ばなくてはなりません。標高が100メートル高くなると、気温はおよそ0.6度下がります。ふもとの気温が20度の場合、1000メートル登れば14度ということになります。雨が降ったり風に当たればさらに体感温度は低くなります。3000メートル級の山では、いつ雪が降ってもおかしくない時期です。ふもとはさわやかな秋でも山はもう冬支度を始めています。これからのお出かけは目的地に合わせて、防寒着を用意するようにしましょう。