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お天気豆知識(2026年09月28日(月))

いろいろな星の明るさ
いろいろな星の明るさ

夜空の星には、明るくてすぐに見つかる星からやっと見えるくらいの暗い星、そして望遠鏡を使わなければ見えない星、とその明るさは様々です。
星の明るさを表現するのには、「等級」という単位が用いられています。等級の数字が小さいほど明るい星で、1等級の先は0等級、マイナス1等級という具合になります。
また、1等級の明るさを持つ星を1等星とよびます。星座を楽しむときに方位を教えてくれる北極星の明るさは2等級です。
夜空にひときわ明るく輝いているシリウスは、マイナス1.5等級、満月は平均でマイナス12.7等級、そして、直視できないほどまぶしい太陽はマイナス26.7等級になります。
星の明るさは、地球との距離にも関係しています。星自体がいくら光を放っていても、地球から離れすぎていてはさほど明るく感じません。
星を仮にある一定の距離に並べたときに見える明るさを絶対等級と呼んでいます。この絶対等級を使うと、明るい太陽でも4.8等級でしかありません。
シリウスは1.4等級ですから太陽よりも明るく、北極星にいたってはマイナス3.6等級となって、大変強い光を放っていることがわかるのです。

星の明るさの基準
星の明るさの基準

星の明るさの基準である等級は、今から2000年以上前にギリシアの天文学者ヒッパルコスによってつくられたといわれています。
彼は夜空に輝く星を、肉眼で見つけられる限界の明るさを6等級、最も明るいものを1等級、というように明るさによって6つに分類し、それぞれの星に等級を与えました。
そして19世紀になって、ハーシェルという学者が、等級がひとつ減るごとに明るさがおよそ2.5倍になることを発見し、それを引き継いだポグソンが星の等級を数式で表現することに成功し、それまでの1等級の明るさを持つものの平均を1として、6等級の明るさの100倍に決めたのでした。
つまり、1等星は6等星の100倍の明るさに相当するというわけです。
また、このことによって等級にはマイナスの値も存在するようになるとともに、小数点以下の値も用いて表現されるようになりました。
現代の科学技術の進歩は目覚ましく、国立天文台が運用しているすばる望遠鏡を使えば、肉眼で観察できる限界といわれる6等級の、さらに約6億分の1の明るさである、28等級まで観察することができるほどになっているのです。

過去のお天気豆知識

りんごの収穫カレンダー (2026年10月10日(土))
ふもとは秋でも山は冬 (2026年10月09日(金))
スズメバチ (2026年10月08日(木))
寒露(かんろ) (2026年10月07日(水))
秋の香り (2026年10月06日(火))
秋の日はつるべ落とし (2026年10月05日(月))

各地の天気

お天気豆知識

りんごの収穫カレンダー

りんごの収穫カレンダー

りんごが収穫の季節を迎えています。代表的な品種のひとつである「つがる」は9月中旬ごろから収穫され、9月のうちからスーパーなどの店頭に並び始めます。10月中旬からは、上品な酸味が人気の「ジョナゴールド」、下旬になると、赤いものは贈り物にもされる「陸奥(むつ)」が収穫の時期を迎え、家庭の食卓を飾ることになります。そして、冬の足音が聞こえてくる11月の上旬に「ふじ」の収穫が始まります。日本一のりんごの産地である青森では、「ふじ」が生産量の半分を占め、日本を代表するりんごといえるでしょう。旬のりんごを、収穫時期に合わせて食べ比べてみてはいかがでしょうか。

ふもとは秋でも山は冬

ふもとは秋でも山は冬

秋はさわやかな日が多く、行楽にも快適な季節です。10月になると、標高の高い所から次第に紅葉が見頃となり、紅葉狩りや山菜採りに出かける方が多くなります。この時期は、本格的な登山ではなくても、山へ行く服装は十分に注意して選ばなくてはなりません。標高が100メートル高くなると、気温はおよそ0.6度下がります。ふもとの気温が20度の場合、1000メートル登れば14度ということになります。雨が降ったり風に当たればさらに体感温度は低くなります。3000メートル級の山では、いつ雪が降ってもおかしくない時期です。ふもとはさわやかな秋でも山はもう冬支度を始めています。これからのお出かけは目的地に合わせて、防寒着を用意するようにしましょう。

スズメバチ

スズメバチ

近年、主に山や森に生息していたスズメバチが、山から少し離れた都市部でも見かけることが増えています。どうしてスズメバチは、私たちの身近な場所にまで進出してきたのでしょうか。これには山や森が宅地化され、住むところが少なくなり、私たちと生活圏が重なったことが挙げられます。また天敵が都市部には少ないことも原因の一つと考えられます。ハチの天敵となるクマはいませんし、日本で最大のハチ、オオスズメバチも都市の環境では順応できません。キイロスズメバチ等は、オオスズメバチが天敵ですので逆に都市部に多く出没するようになっています。また人間の生活している地域でも、餌が得られるようになったことも理由に挙げられます。最近は都市部でも、緑が多くなっていますし、空き缶に残るジュースなどが、スズメバチの餌になります。このような背景があってか、家の軒下に巣が作られてしまったという話が以前に比べずっと多くなっています。スズメバチの針には強い毒性があり、非常に危険です。刺されると場合によっては死に至るおそれもあります。巣を発見したら、不用意にスズメバチの巣に近づかず刺激しないようにしましょう。そして、すぐに自治体の相談窓口や駆除専門の業者などに連絡、相談してください。