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お天気豆知識(2024年09月26日(木))

スポーツの秋
スポーツの秋

9月も終わりに近づき、暖房も冷房もいらない快適な陽気が多くなってきました。食欲の秋、読書の秋などと言われますが、この時期はスポーツに適した季節でもあります。
短時間の激しいスポーツなどを除けば、一般にスポーツに適した気温は、19度から21度の間といわれています。
例年、秋に平均気温が19度から21度の範囲になるのは、札幌で9月上旬、仙台では9月中旬ごろです。日中の気温からみれば、この後1ヶ月間くらいスポーツに適した気温が続きます。
東京、大阪、福岡では、10月を中心に最も適した気温となります。まさにちょうどこれからがスポーツに最適と言われるようになるのです。
普段はめったに体を動かさないという方も、スポーツを始めるなら秋がおすすめです。

スポーツに適した気温
スポーツに適した気温

スポーツの秋といわれるように、秋の気温はテニスやゴルフなどいろいろなスポーツをするのに適しています。しかし種目によっては適した気温が異なり、最適な季節も変わってきます。
短距離走や走り幅跳びなどの跳躍、砲丸投げ、円盤投げなどの投てき競技といった短時間で力を出し切らなければならない競技には、27度から28度という高めの気温が適しています。
また、2時間以上も走り続けるマラソンのような長時間続く運動の場合、最適な気温は5度から15度といわれています。
マラソンのベストシーズンは、北日本では春と秋、東日本や西日本は冬を中心にした期間と言えそうです。
スポーツ競技で、好記録を出すためには、体のコンディションはもちろん、それぞれの競技に適した気象条件も大切なのです。

過去のお天気豆知識

レンゲ草・12025年04月02日(水)
野球ボールと天気2025年04月01日(火)
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雪割り2025年03月30日(日)
世界の年度始め2025年03月29日(土)
マリモ2025年03月28日(金)

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レンゲ草・1

レンゲ草・1

春になると、田んぼを一面ピンクに染めるレンゲ畑を見かけることがあります。最近は近所の田んぼは宅地に変わり、都会ではめっきり見る機会が減ってしまいました。郊外に出かけていくと、田んぼに咲いているレンゲソウを見ることができます。レンゲソウは、田んぼ、野原、土手、畦(あぜ)などに生える、4月から6月に花が咲く中国原産の植物です。花は赤紫色が主ですが、時折、白色もあります。茎は、根元で枝分かれして地面をはって広がり、地面から上の部分は、10から40センチにも達します。葉は、卵形の薄い小さな葉が10枚前後あります。開花後、黒色のエンドウ豆のようなさやを付け、中には数個の種子ができます。実が熟すると、さやから種をこぼします。レンゲソウという名は、茎の先に小さなチョウのような形をした花が10個ほど輪状に咲くさまが、亙ハス)の花に似ていることから付けられました。豆科で、ゲンゲ属に属し、ゲンゲとも呼ばれます。また紫雲英(しうんえい)とも呼ばれるのは、赤紫色のレンゲソウの花が一面に咲き乱れている風景を、紫雲が低くたなびいている様子に見立てたものです。紫雲とは、めでたい雲の意味で、英とは、花の意味です。

野球ボールと天気

野球ボールと天気

今年も野球シーズンが始まりました。連日のようにニュースで流れてくる野球の話題は、多くの人の関心を誘っています。特に、アメリカ大リーグとそこで活躍する日本人プレーヤーに関する話題は、最近では毎日のように報道されています。野球の試合結果はチームの状態が非常に大きく影響しますが、気象条件も無視できません。その1つに「湿気」の影響があります。雨の日など湿気の多い日は、ボールが水分を含むために反発力が落ち、飛びにくくなります。逆に晴れの日が続いて良く乾燥しているときは、雨の日に比べて打球が比較的遠くまで飛びやすくなるのです。湿度の違いが何の変哲もなさそうな革製の硬式ボールの飛距離を変化させ、プレーにも影響を与えていると言えるでしょう。

さくらの盆栽

さくらの盆栽

春といえば、桜の花やお花見を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。名所旧跡などの美しい花を見ていて、自分の家に持って帰りたくなったことはありませんか。そんな方は桜を育ててみてはいかがでしょう。広い庭がなくても手軽に育てられる方法に「盆栽」があります。盆栽で楽しめるさくらの品種には、花が下向きに咲くことが特徴のフジザクラや、4月と10月の年に2回花が咲くジュウガツザクラ、濃いピンク色の花を咲かせるヒカンザクラなどがあります。盆栽は部屋で楽しむことができるので、自分だけの花見が手軽にできるという利点があります。そして、さくらを観賞する楽しみだけでなく、育てる楽しみも味わうことができるのです。