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お天気豆知識(2026年09月18日(金))

秋の七草
秋の七草

朝晩の空気に秋の涼しさが感じられるようになり、草花からも秋の訪れを実感できる季節となりました。
野山や川岸を探せば、「秋の七草」であるハギやススキ、クズ、ナデシコ、オミナエシ、フジバカマ、キキョウを見つけることができます。
秋の七草は、歌人の山上憶良(やまのうえのおくら)が秋に見られる代表的な草花として7種を選び、万葉集で詠んだことから一般に広まりました。
秋の七草は、春の七草とは違い七草がゆとして食べて楽しむ風習はありませんが、秋を知らせる花としてはなじみ深い草花ばかりです。
近くの野山などへ秋を探しに出かけてみるのもいいかもしれませんね。

薬になる草花
薬になる草花

秋の七草は、食べて楽しむことはしませんが、薬として服用できるものはあります。
漢方薬にも用いられる薬効をもったものには、キキョウやクズがあり、日本でもよく使われている「桔梗湯(ききょうとう)」や「葛根湯(かっこんとう)」などの薬になります。
桔梗湯は、主にキキョウの根からなる生薬で、のどのはれに効果があります。キキョウの根にはサポニンという成分が多く含まれているので、たんを取り除く効果も期待できます。
また、乾燥させたクズの根を利用した葛根湯は、かぜの初期症状に効果のある薬です。クズには発汗を促したり、熱を下げる作用があるほか、肩こりを改善する効果もあります。
このほかにも漢方では、オミナエシの根を「敗醤根(はいしょうこん)」と呼んで炎症を取り除くのに用いたり、ナデシコを利尿のための薬にしたりと、さまざまな草花が薬として現在も使われているのです。

過去のお天気豆知識

中秋の名月2026年09月24日(木)
波浪について2026年09月23日(水)
秋分2026年09月22日(火)
ヒガンバナ2026年09月21日(月)
吹き返し2026年09月20日(日)
潮の名前・12026年09月19日(土)

各地の天気

お天気豆知識

中秋の名月

中秋の名月

今年(2026年)は、9月25日が中秋の名月です。日本では、1873年(明治6年)に太陽をもとにした暦(グレゴリオ暦)が作られるまで、月をもとにした暦(太陰暦)が使われていました。昔は月の形を見れば、その日が何日ごろか分かるようになっていたのです。つまり、新月になる日を、その月の朔日(ついたち)と数え、三日月は、その名の通り3日目を意味します。そして、半月(上弦)になるころが7日目。さらに月が丸みを帯びて満月になるころは、新月から数えて15日目なので、十五夜と呼ばれます。その中でも、旧暦8月15日の月は「中秋の名月」と呼ばれ、昔から月を観賞する風習がありました。月見は平安時代から始まったとされ、旧暦8月15日の月を「名月」と呼ぶようになったのは、室町時代からと言われています。この日の月が特別な意味を持つようになったのは、旧暦8月15日が初穂祭の日に当たり、農耕行事のひとつとされていたことにもよります。芋やだんご、ススキの穂などが供えられるのも、同じく農作物の収穫を祝う風習から来ていると考えられています。

波浪について

波浪について

私たちの生活に欠かすことのできない天気予報ですが、天気予報には天気のほかに、海上の波の高さを予報する波浪予報があります。釣りやサーフィンで海へ出かける方、また漁業を営む方にとっては毎日の波の高さは天気予報と同じくらい気になるところです。波浪予報は沿岸の海域、つまり海岸から20海里(およそ37キロメートル)までの水域の波の高さを予報します。ここでいう波とは、風によって生じる波と、その波が遠くまで伝わってできるうねりを対象としていて、地震による津波などの地殻変動による波は含まれません。波浪予報は単独で発表されることはなく、天気予報に含まれた形で発表されます。海上の波の予報は天気の状態と密接に関係しているため、切り離して考えることはできないのです。

秋分

秋分

9月23日は秋分です。この日は、秋の始まりである立秋と冬の始まりである立冬の中間にあたり、暦の上では秋の折り返し点となります。地方にもよりますが、この時期、平均気温は1週間あたりおよそ1度ずつ低くなり、昼の時間は1年で一番早いペースで短くなっていきます。夏の名残は少なくなり、季節が進んでいることを実感でるころと言えます。秋分は、その前後3日間を含む秋の彼岸の中日(ちゅうにち)になります。年に2回ある彼岸には、祖先の霊を供養するため墓参などが行われますが、国民の祝日に関する法律(祝日頬によると、秋分の日は「祖先をうやまい、亡くなった人をしのぶ」日と定められています。一方、春の彼岸の中日である春分の日は「自然をたたえ、生物をいつくしむ」日と定められています。俳句の世界では彼岸は春の季語となっていて、秋の彼岸は「秋彼岸」「後の彼岸」と区別して言われるのですが、法律上では、秋のほうに彼岸の意味が採用されているようです。