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お天気豆知識(2026年09月18日(金))

秋の七草
秋の七草

朝晩の空気に秋の涼しさが感じられるようになり、草花からも秋の訪れを実感できる季節となりました。
野山や川岸を探せば、「秋の七草」であるハギやススキ、クズ、ナデシコ、オミナエシ、フジバカマ、キキョウを見つけることができます。
秋の七草は、歌人の山上憶良(やまのうえのおくら)が秋に見られる代表的な草花として7種を選び、万葉集で詠んだことから一般に広まりました。
秋の七草は、春の七草とは違い七草がゆとして食べて楽しむ風習はありませんが、秋を知らせる花としてはなじみ深い草花ばかりです。
近くの野山などへ秋を探しに出かけてみるのもいいかもしれませんね。

薬になる草花
薬になる草花

秋の七草は、食べて楽しむことはしませんが、薬として服用できるものはあります。
漢方薬にも用いられる薬効をもったものには、キキョウやクズがあり、日本でもよく使われている「桔梗湯(ききょうとう)」や「葛根湯(かっこんとう)」などの薬になります。
桔梗湯は、主にキキョウの根からなる生薬で、のどのはれに効果があります。キキョウの根にはサポニンという成分が多く含まれているので、たんを取り除く効果も期待できます。
また、乾燥させたクズの根を利用した葛根湯は、かぜの初期症状に効果のある薬です。クズには発汗を促したり、熱を下げる作用があるほか、肩こりを改善する効果もあります。
このほかにも漢方では、オミナエシの根を「敗醤根(はいしょうこん)」と呼んで炎症を取り除くのに用いたり、ナデシコを利尿のための薬にしたりと、さまざまな草花が薬として現在も使われているのです。

過去のお天気豆知識

スズメバチ (2026年10月08日(木))
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秋の香り (2026年10月06日(火))
秋の日はつるべ落とし (2026年10月05日(月))
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お天気豆知識

スズメバチ

スズメバチ

近年、主に山や森に生息していたスズメバチが、山から少し離れた都市部でも見かけることが増えています。どうしてスズメバチは、私たちの身近な場所にまで進出してきたのでしょうか。これには山や森が宅地化され、住むところが少なくなり、私たちと生活圏が重なったことが挙げられます。また天敵が都市部には少ないことも原因の一つと考えられます。ハチの天敵となるクマはいませんし、日本で最大のハチ、オオスズメバチも都市の環境では順応できません。キイロスズメバチ等は、オオスズメバチが天敵ですので逆に都市部に多く出没するようになっています。また人間の生活している地域でも、餌が得られるようになったことも理由に挙げられます。最近は都市部でも、緑が多くなっていますし、空き缶に残るジュースなどが、スズメバチの餌になります。このような背景があってか、家の軒下に巣が作られてしまったという話が以前に比べずっと多くなっています。スズメバチの針には強い毒性があり、非常に危険です。刺されると場合によっては死に至るおそれもあります。巣を発見したら、不用意にスズメバチの巣に近づかず刺激しないようにしましょう。そして、すぐに自治体の相談窓口や駆除専門の業者などに連絡、相談してください。

寒露(かんろ)

寒露(かんろ)

10月8日は二十四節気のひとつ、寒露(かんろ)です。寒露とは野草につく露も冷たく感じられるころのことで、秋の長雨がそろそろ終わり、これからが本格的な秋となります。これからは日が短くなり地面が温まりにくいので、大気の状態が安定して澄んだ秋晴れになります。山では晩秋の気配が色濃く感じられ、朝晩には涼しいというよりむしろ寒いと感じるようになります。北国では氷の張る所もあり、暖房器具が活躍しはじめます。そのほかの地域でも25度以上の夏日は徐々に少なくなり、日中に厳しい暑さを感じることも減ってきます。秋の深まりを実感できる時期といえるでしょう。

秋の香り

秋の香り

道を歩いていると、どこからともなくキンモクセイの良い香りが漂ってくる時期となり、10月に入ってからは本格的な秋の訪れを実感できるようになりましたね。秋に橙色の花を咲かせるキンモクセイは、強い芳香で知られている花です。春と秋に二度、薄い黄色の花を咲かせるウスギモクセイやキンモクセイにやや遅れて白い花をつけるギンモクセイも、キンモクセイと同じモクセイ属の植物です。モクセイ属の学名は「Osmanthus(オスマンツス)」といい、「芳香のある花」という意味があります。ウスギモクセイやギンモクセイも、淡い香りを漂わせます。ウスギモクセイは姿やにおいなど、キンモクセイによく似ています。静岡県三島市の三嶋大社には、国の天然記念物にも指定されている「三嶋大社のキンモクセイ」と呼ばれる巨木がありますが、この木は正式にはウスギモクセイです。