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お天気豆知識(2024年09月15日(日))

秋の装い
秋の装い

季節に応じて人は装いを変えます。季節にあったファッションを楽しむのはもちろん、気温の変化に対応する必要があるからです。
夏服から冬服へ着替えるまでの間、秋の時期は服装選びに悩むことも多いのではないでしょうか。
秋は日々の天気や気温が変わりやすく、一日の気温の変動も大きい時期です。
秋晴れの日の昼間には、暑さを感じることもありますが晴れる分、夜は放射冷却のために冷え込んで、羽織る物が欲しいくらいになります。
そのため、この時期に機能的な服装は重ね着です。脱いだり着たりしやすい装いで出かければ昼も夜も快適に過ごすことができそうです。

着こなしの目安
着こなしの目安

季節に応じて人は服装を変え、季節や気温にあったファッションを楽しみます。特に夏服から冬服の衣替えまでの、秋の時期は服装選びに悩むことも多いのではないでしょうか。そこで、着こなしの目安を挙げてみました。
25度以上では半そで一枚で十分ですが、25度未満になると長そでシャツがちょうどいいでしょう。20度未満の日はやや肌寒さを感じるようになるので、長そでのシャツの上にベストや薄手のカーデガンなどをはおって重ね着するとよいでしょう。
16度を下回る日は本格的な寒さを感じるようになるので、体を暖かくふんわりと包み込んでくれるセーターを着るのがお勧めです。そして、12度未満では暖房が使いたくなってきます。こうなるとコートなしではいられなくなります。
秋は天気が変わりやすく、一日の気温の変動も大きい時期です。秋晴れの日の昼間には、暑さを感じることもありますが、夜は放射冷却のために冷え込みます。脱ぎ着しやすい装いで出かけると、昼も夜も快適に過ごすことができそうです。
この時期の服装選びに、参考にしてみてはいかがでしょうか。

過去のお天気豆知識

寒露(かんろ)2024年10月07日(月)
秋の香り2024年10月06日(日)
秋の日はつるべ落とし2024年10月05日(土)
秋の季語・月12024年10月04日(金)
移動性高気圧と天気2024年10月03日(木)
気象潮と天文潮2024年10月02日(水)

各地の天気

お天気豆知識

寒露(かんろ)

寒露(かんろ)

10月8日は二十四節気のひとつ、寒露(かんろ)です。寒露とは野草につく露も冷たく感じられるころのことで、秋の長雨がそろそろ終わり、これからが本格的な秋となります。これからは日が短くなり地面が暖まりにくいので、大気の状態が安定して澄んだ秋晴れになります。山では晩秋の気配が色濃く感じられ、朝晩には涼しいというよりむしろ寒いと感じるようになります。北国では氷のはる所もあり、北国では暖房器具がそろそろ活躍します。そのほかの地域でも25度以上の夏日は徐々に少なくなり、日中に厳しい暑さを感じることも減ってきます。秋の深まりを実感できる時期といえるでしょう。

秋の香り

秋の香り

道を歩いていると、どこからともなくキンモクセイの良い香りが漂ってくる時期となり、10月に入ってからは本格的な秋の訪れを実感できるようになりましたね。秋にだいだい色の花を咲かせるキンモクセイは、強い芳香で知られている花です。春と秋に二度、薄い黄色の花を咲かせるウスギモクセイやキンモクセイにやや遅れて白い花をつけるギンモクセイも、キンモクセイと同じモクセイ属の植物です。モクセイ属の学名は「Osmanthus(オスマンツス)」といい、「芳香のある花」という意味があります。ウスギモクセイやギンモクセイも、淡い香りを漂わせます。ウスギモクセイは姿やにおいなど、キンモクセイによく似ています。静岡県三島市の三嶋大社には、国の天然記念物にも指定されている「三嶋大社のキンモクセイ」と呼ばれる巨木がありますが、この木は正式にはウスギモクセイです。

秋の日はつるべ落とし

秋の日はつるべ落とし

最近、夕方になると急に辺りが暗くなってしまったと感じたことはないでしょうか。風が少し肌寒く感じられるようになるこの時期は、日の入り時刻が急激に早くなっています。「秋の日はつるべ落とし」という言葉がありますが、これは、秋はあっという間に日が暮れる、ということを表しています。「つるべ」とは井戸から水をくみ上げるために使うおけのことで、まるでつるべを井戸に落とすように、太陽がするするとはやく沈んでいくことからこの言葉ができました。6月下旬の夏至から8月上旬の立秋にかけての約1か月半では日の入り時刻は20分前後しか早まりませんが、9月下旬の秋分から11月上旬の立冬にかけては、同じ1か月半の間に、なんと1時間も日の入り時刻が早まるのです。このように秋の日の入りは日に日に早まります。このため先週は同じ時間でもまだ明るかったのに、今週はすでに暗くなってしまっていると感じることも多いのですね。