7月7日は、二十四節気の一つ、小暑(しょうしょ)です。
小暑とは本格的な暑さが始まるころを意味しています。しかし、多くの地方は梅雨の中にあり、集中豪雨がおきやすい時期であるため、暑さだけでなく大雨にも注意が必要なころです。
この小暑から7月22日の大暑(たいしょ)を経て、立秋(今年は8月7日)の前日までの1か月間を「暑中」といいます。
暑中といえば「暑中見舞い」ですね。暑中の前半は梅雨の最盛期と重なりますが、暑中見舞いはこの時期に送ります。大暑を迎えるころには各地で梅雨明けの便りが届くようになり、本格的な夏へと移ります。
梅雨の間に雲でさえぎられた太陽が強く照り、気温の高い日が続き、体調を崩しやすくなってきます。
日ごろあまり連絡をとっていない人へ暑中見舞いで、気遣いや近況を伝えてみてはいかがでしょうか。
お天気豆知識(2025年07月06日(日))


暑い夏は涼を求めるために冷たい食べ物が欲しくなります。夏が暑ければ暑いほど、アイスやかき氷はたくさん売れるので、季節によって売り上げがかわる季節商品といえそうです。
ところで、アイスのパッケージを見てみると、アイスクリーム、アイスミルク、ラクトアイス、氷菓のどれかの表示があることに気付きます。これらは乳固形分(牛乳の水分以外の成分)や乳脂肪分の含まれる比率によって決まりす。
アイスクリームは乳固形分と乳脂肪分が最も多く、アイスミルクはアイスクリームと比べると少なくなりますが牛乳と同じくらいの乳成分を含んでおり、ラクトアイスになると乳成分はさらに少なくなります。一方氷菓は乳固形成分はほとんどありません。
しかし、あまり暑いと体はコクよりも水分を求め、アイスクリーム類よりもかき氷(氷菓)が好まれるようになります。一般にアイスクリームは気温が22から23度を超えるとよく売れるようになりますが、30度を超えると今度はかき氷(氷菓)が売れるようになります。