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お天気豆知識(2025年09月08日(月))

重陽(ちょうよう)の節句
重陽(ちょうよう)の節句

9月9日は重陽(ちょうよう)の節句です。
重陽の節句は、江戸時代に定められた「五節句」の一つです。
五節句には、新年に七草がゆを食べて一年の無事を祈る人日(じんじつ)の節句(1月7日)、ひなまつりの上巳(じょうし)の節句(3月3日)、端午の節句(5月5日)や七夕の節句(7月7日)があり、その最後を締めくくるのが重陽の節句です。
春の上巳の節句は桃の節句、初夏の端午の節句は菖蒲(しょうぶ)の節句と呼ばれるように重陽の節句では、秋の花である菊が用いられ「菊の節句」と言われます。
重陽の節句では、邪気を払い長寿と一家の繁栄を祈って菊の花を浮かべた酒を飲んだり、「菊の被綿(きせわた)」といって、露よけのために菊に綿をかぶせ、その綿に降りた露で体をふくならわしがあります。
重陽の節句は、現在では菊の品評会が行われる程度で他の節句に比べてなじみの薄いものですが、平安時代から明治時代までは庶民の間でこのように様々な行事が行われていました。
せっかくですからたまにはお酒に菊を浮かべ、この節句を祝ってみてはいかがでしょうか。

菊枕で安眠効果
菊枕で安眠効果

9月9日は重陽(ちょうよう)の節句で、別名「菊の節句」とも言われます。
菊は長寿や一家の繁栄をもたらすと信じられていたため、重陽の節句には菊の花を浮かべた酒を飲むなど、菊の花を使った色々な習慣がありました。
その中には菊の花を使った枕である「菊枕」があります。菊枕は、香りの高い菊から取った花びらを2日ほど干して乾燥させ、それらをガーゼやさらしなどで作った袋に入れて作ります。こうしてできた袋を枕の上に置いて使います。
この菊枕は古くから安眠を促すとされてきました。ふんわりとただよう菊の花の香りによって気持ちが静められます。また、漢方では菊の花は安眠効果の他に頭痛や目の疲れに効くとも言われています。
この秋、菊の花で菊枕を作って、一度試してみてはいかがでしょうか。

過去のお天気豆知識

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熱中症を引き起こす気象条件2026年08月14日(金)
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積乱雲(雷雲・夕立雲)2026年08月11日(火)
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油照り

油照り

立秋が過ぎ、暦の上では秋とはいえ、広い範囲で残暑が続いています。かんかん照り、猛暑、真夏日、熱帯夜など今年の夏も暑さを表すたくさんの表現を目や耳にしたことでしょう。中には「油照り」という表現もあったかもしれません。「油照り」は「空が薄曇りで風がなくじりじりと蒸し暑いこと(広辞苑)」です。日差しはそれほど強烈ではなくても、サウナの中に閉じこめられたような暑さを経験した方も多いでしょう。「油照り」と比較すると違いが際立つ言葉は「炎天」です。「炎天」は仰ぎ見ることもかなわない、「夏のやけつくような暑い空(広辞苑)」をいいます。その他にも、風がない時の暑さの表現に「風死す」があります。夏の盛りにまったく風がやんで、耐えられないほど暑さを覚える状態を表しています。

熱中症を引き起こす気象条件

熱中症を引き起こす気象条件

近年、夏の暑さは危険度を高め、日中の最高気温が35度を超え、40度に達する所もあります。この時期、熱中症という言葉が頻繁に聞かれるようになります。熱中症を引き起こす、環境的な要因は主に暑さですが、気温の高い日にだけ熱中症にかかるとはかぎりません。たとえば、風が弱い日は体の熱がうまく体外に逃げることができないので、それほど厳しい暑さでなくても熱中症にかかってしまいます。また、急に気温が上がった日なども体が暑さに慣れていないため熱中症にかかりやすいのです。さらに、気温はそれほど高くなくても湿度が高いと体温調節がうまくいかず熱中症になる場合があります。熱中症は短時間で重度に移行することもあり、ひどい場合には死にも至るという、身近ながら怖い病気です。夏季のスポーツや野外での仕事などの際、また、普通に外出する際なども、あまり無理をしすぎず、休憩を取ったり、水分補給をまめにするなどして、熱中症にかからないよう注意しましょう。

すいか

すいか

夏の果物といえば、「スイカ」を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。スイカはその90パーセント以上が水分でできていて、暑い夏、汗をかいたあとの水分補給にぴったりの果物です。のどを潤すならば、水で十分と思いそうですが、スイカには夏の暑さで疲れた体を元気にしてくれる効果があります。まず、スイカには体の熱を冷ます冷却効果があります。スイカに含まれる果糖やブドウ糖は、他の糖質に比べエネルギーに変わるのが速いので夏の暑さでほてった体をすばやく冷やすのです。また、利尿作用があるため体の中の水分をすっきりと排出することができます。体がむくみがちな方は、スイカを食べるとむくみが解消されます。そして、スイカにはビタミンAやカリウム、カルシウム、リンや鉄といった体にいい成分が含まれています。その中でも塩分を排出する役割を持つカリウムが豊富です。カリウムは血圧を上げる塩分を体外に排出することで高血圧を防いでくれます。