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お天気豆知識(2026年07月17日(金))

海の色
海の色

夏本番を迎えると太陽の照りつける青い海に出かけたくなりますね。
海の色は、手でその水をすくってみると透明なのにどうして青く見えるのか不思議に思いませんか。この秘密は太陽の光にあります。
地上に降り注ぐ太陽の光は普段は色を感じませんが、実は、赤、橙(だいだい)、黄、緑、青、藍(あい)、紫という様々な色の光が混じり合ってできています。
プリズムに太陽の光を通すと虹のように様々な色が現れることからもそれがわかるでしょう。この太陽の光が海の中に入ると、波長の長い赤や黄色などは海の水に吸収されてしまいます。しかし、波長の短い青い光は吸収されずに残ります。
海が青く見えるのは、太陽の光のうち青い光が残り、海中で散乱するためなのです。
海の青色は、海そのものではなく太陽の光によって青く見えるのですね。

いろいろな海の色
いろいろな海の色

海の色と言えば、オーシャンブルーという言葉があるように青色を思い浮かべるでしょう。しかし、世界には青以外の色の名前が付いた海があるのです。
例えば、中国大陸の東には黄色の海と書く「黄海(こうかい)」があり、本当に黄色がかった色をしています。これは、主に黄河によって運ばれた黄土によって沿岸部の水が黄色く濁って見えるためで、名前もそれに由来しています。
また、紅(くれない)の海と書く「紅海(こうかい)」は、アフリカ大陸とアラビア半島の間にある細長い形の海です。紅海は、「トリコデスミウム」というプランクトンの増殖によって時々海が赤く見えることから、そう呼ばれるようになったと言われています。
そして、ヨーロッパとアジアの間には黒海(こっかい)があります。黒海の名前の由来には様々な説がありますが、海の色が黒いというわけではなく、晴天が多く温暖な地中海と比較して暗く、荒々しい北の海を表現したものと考えられています。
そのほかにもロシア西部の白海(はっかい)があります。これは10月ごろから結氷し、翌年5、6月まで流氷がただよう海です。その語源には諸説ありますが、一年の半分以上が氷に覆われているためまさにふさわしい名前と言えるでしょう。※実際に水が赤い海も存在します。オーストラリアのタスマニア島のバサースト湾は、湿原の植物由来のタンニンを含んだ川の水が比重の関係で表面を覆い、独特の地形が水をかき混ぜることなく保っているため赤く見えます。

過去のお天気豆知識

熱中症を引き起こす気象条件2026年08月14日(金)
すいか2026年08月13日(木)
お盆2026年08月12日(水)
積乱雲(雷雲・夕立雲)2026年08月11日(火)
太平洋高気圧2026年08月10日(月)
流星観測・12026年08月09日(日)

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お天気豆知識

熱中症を引き起こす気象条件

熱中症を引き起こす気象条件

近年、夏の暑さは危険度を高め、日中の最高気温が35度を超え、40度に達する所もあります。この時期、熱中症という言葉が頻繁に聞かれるようになります。熱中症を引き起こす、環境的な要因は主に暑さですが、気温の高い日にだけ熱中症にかかるとはかぎりません。たとえば、風が弱い日は体の熱がうまく体外に逃げることができないので、それほど厳しい暑さでなくても熱中症にかかってしまいます。また、急に気温が上がった日なども体が暑さに慣れていないため熱中症にかかりやすいのです。さらに、気温はそれほど高くなくても湿度が高いと体温調節がうまくいかず熱中症になる場合があります。熱中症は短時間で重度に移行することもあり、ひどい場合には死にも至るという、身近ながら怖い病気です。夏季のスポーツや野外での仕事などの際、また、普通に外出する際なども、あまり無理をしすぎず、休憩を取ったり、水分補給をまめにするなどして、熱中症にかからないよう注意しましょう。

すいか

すいか

夏の果物といえば、「スイカ」を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。スイカはその90パーセント以上が水分でできていて、暑い夏、汗をかいたあとの水分補給にぴったりの果物です。のどを潤すならば、水で十分と思いそうですが、スイカには夏の暑さで疲れた体を元気にしてくれる効果があります。まず、スイカには体の熱を冷ます冷却効果があります。スイカに含まれる果糖やブドウ糖は、他の糖質に比べエネルギーに変わるのが速いので夏の暑さでほてった体をすばやく冷やすのです。また、利尿作用があるため体の中の水分をすっきりと排出することができます。体がむくみがちな方は、スイカを食べるとむくみが解消されます。そして、スイカにはビタミンAやカリウム、カルシウム、リンや鉄といった体にいい成分が含まれています。その中でも塩分を排出する役割を持つカリウムが豊富です。カリウムは血圧を上げる塩分を体外に排出することで高血圧を防いでくれます。

お盆

お盆

嬉しいことを例えて「盆と正月が一緒にきたようだ」といいますが、日本の盆は正月と同様に一年で最も大きな行事です。盆とは盂蘭盆会(うらぼんえ)の略で、旧暦7月15日を中心に行われる先祖の霊をまつる行事です。盆の期間は地方によって7月盆と8月盆に分かれていますが、13日におがらなどをたいて精霊(しょうりょう)を迎え、16日の夕方の灯ろう流しで終わる所が多いようです。盆には精霊が馬に乗り、牛に荷物を背負わせて帰ってくるという言い伝えから、キュウリやナスに割り箸で脚をつけたものを馬や牛に見立てて精霊棚に飾る習わしがあります。ただし、浄土真宗では、死者はすべて極楽浄土に往生していると考えられているため、お盆に霊が帰ってくるという発想はありません。