@nifty天気予報
今日・明日の天気
MY天気
5/28:警報情報の提供終了のお知らせ

お天気豆知識(2025年04月18日(金))

みなみじゅうじ座
みなみじゅうじ座

星座にあまり詳しくない方も「南十字星」の名前は聞き覚えがあるのではないでしょうか。南十字星は4つの星からなる星座でみなみじゅうじ座のことです。
みなみじゅうじ座は、見かけ上の大きさが全天で最も小さい星座です。それなのに、1等星を2つももっているのです。
1つの星座の中に1等星以上の明るい星を複数持つ星座は、オリオン座、ケンタウルス座、そしてみなみじゅうじ座と、全部で88ある星座の中でわずか3つしかないことからも明るく輝く星座ということが想像できるでしょう。
このようにみなみじゅうじ座は、明るい星が小さくまとまっているため、わかりやすく、見つけやすい星座なのです。
みなみじゅうじ座は、そのほかにも南の方角を知る目安となります。北半球では北の方向を示す北極星が航海の手がかりとなりますが、南半球には同様の常に真南を示す目立った星がありません。
十字架の長い方を4.5倍のばした場所が、ちょうど天の南極にあたり、真南になるので船乗りにとって重要な星座だったのです。
みなみじゅうじ座が見える地方に旅行することがあれば、是非探してみてはいかがでしょう。

みなみじゅうじ座の見える地域
みなみじゅうじ座の見える地域

みなみじゅうじ座は、主に南半球で見ることができ、特に、オーストラリア南部やニュージーランドなどでは一晩中見られ、オセアニアの人々にとっては国旗にも描かれるほど親しみのある星座です。
一方、北半球に住んでいる大部分の人はこの星座を見ることができません。しかし、日本でも南の方では見ることができる地域があるのです。
その境目はだいたい北緯32度で、宮崎、鹿児島、沖縄本島などではみなみじゅうじ座の一部が姿を現します。
さらに沖縄本島より南の宮古島や石垣島では、なんと4つの星が上がってくるので、みなみじゅうじ座の全体の姿を見ることができるのです。その境目は北緯26度あたりです。
この地域では5月にちょうど見やすい時間帯に現れるのでゴールデンウィークのころならば、夜10時ごろに南の低い空に見ることができそうです。ただ、みなみじゅうじ座が姿を現すのは南の低い空ですから、見るためには、南に水平線が見えるような場所が良いでしょう。
また、空気の澄んだ日のほうが見つけやすくなります。沖縄など南の方へ旅行を予定している方は、この機会に是非みなみじゅうじ座を探してみてはいかがでしょうか。

過去のお天気豆知識

芒種(ぼうしゅ)2026年06月05日(金)
梅雨の天気図2026年06月04日(木)
梅雨2026年06月03日(水)
ホタルを見てみよう2026年06月02日(火)
てんびん座2026年06月01日(月)
気象記念日2026年05月31日(日)

各地の天気

お天気豆知識

芒種(ぼうしゅ)

芒種(ぼうしゅ)

6月5日は二十四節気のひとつ、芒種(ぼうしゅ)です。芒種とは、芒(のぎ:イネ科植物の針状の突起)のある穀物の種をまく時期という意味からできた言葉です。日本で芒のある穀物といえばやはり水稲ですから、米の種子であるモミを田んぼにまく目安の日ということができます。しかし、現在の稲作ではモミを田んぼにじかにまくことはなくなったため、苗代で育てた稲の田植えが始まる時期といったほうがよいかもしれません。芒種の次は雑節の「入梅」となり、暦の上では梅雨に入ります。平年では、九州北部は6月4日ごろ、四国地方で6月5日ごろ、中国地方と近畿地方、東海地方では6月6日ごろが梅雨入りとなっていますが、東北北部でも6月15日ごろなので、全国的な梅雨はすぐそこまでやってきています。

梅雨の天気図

梅雨の天気図

梅雨の時期の天気図を見ると、日本付近に東西に延びた前線が特徴的です。この前線は梅雨前線とよばれるもので、一般にその北側300キロ以内で雨が降っていることが多いといわれています。梅雨前線は、オホーツク海高気圧と太平洋高気圧から吹く風によって作られます。オホーツク海に発生するオホーツク海高気圧は、梅雨前線に向かって冷たく湿った北東の風を吹き出します。一方、日本の南東海上に張り出している太平洋高気圧からは暖かく湿った南風が吹きだしていて、温度差の大きい南北の風がぶつかったところに梅雨前線ができ、雲が発生します。そして、この2つの高気圧の勢力がほぼ釣り合っているため、日本付近に長期間梅雨前線がとどまるのです。また梅雨は日本だけのものではなく、中国の長江(揚子江)流域でも6月上旬ごろ、朝鮮半島南部では6月下旬ごろから日本の梅雨と同じ前線によって雨季を迎えます。

梅雨

梅雨

四季のある日本列島には、春から夏の変わり目に梅雨(つゆ)の時期が存在します。梅雨の時期はじめじめして日差しが少ないため、外出するにも洗濯するにも、うんざりしてしまいます。しかし梅雨を私たちの生活からみてみると、決して厄介ものとはいえないのです。梅雨の良い点は、貴重な水資源になるということです。この時期に雨が降らなければ、梅雨が明けたあとで水不足にもなりかねません。深刻なのは雪解け水のない地域で、ダムの貯水量が低くなり、夏まっさかりのころには取水制限や給水制限をしなくてはならない事態になることです。梅雨の時期にはしっかりと雨が降ってくれたほうがいいのです。良い面がある一方で、悪い面も存在します。それは大雨による災害を引き起こすことです。梅雨も終わりに近づくと、西日本を中心に大雨となることがあり、それに伴って、河川の増水や浸水の被害、また土砂災害などが起きやすくなります。毎年のように被害がでており、人命を奪うことさえあるのです。梅雨の雨は恵みの雨であると同時に、恐ろしい雨でもあるのです。