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お天気豆知識(2025年01月11日(土))

季節によって色を変える動物
季節によって色を変える動物

季節の移ろいとともに、自然はその表情を変えていきます。
自然の中で暮らしている動物の中には、その移り変わる景色に合わせて体の色を変えていくものがいます。
冬に雪が積もって辺り一面銀世界に変わってしまうような北国や標高の高い所にいるライチョウやオコジョ、ノウサギなどの動物は、夏と冬で羽や毛の色を変えます。
夏の間は羽や毛の色を岩場や地面の色と同じ茶色にしていますが、冬の間は雪の色である白色にすることで周りの景色に溶け込みます。
こうしてライチョウやノウサギは自分を襲う敵の目をあざむき、オコジョは、このカムフラージュを利用して、獲物に気付かれることなく忍び寄ることができるのです。

ライチョウの色の変化
ライチョウの色の変化

季節によって色を変える動物のひとつにライチョウがいます。ライチョウは、日本では本州中部の山岳地帯のみに生息する鳥です。
ライチョウの色の変化は、雪や地面などの周囲の色や気温の変化ではなく、日照時間が変化することによって起こります。
昼の時間が短い冬は、ライチョウの全身が真っ白い羽毛に覆われます。春になって日照時間が増えてくると、ライチョウの体も白い羽毛が抜けて、黒っぽい羽毛が混じりはじめます。
日照時間の長い夏場は体のほとんどが茶褐色の羽に生え変わります。そして、秋になって日照時間が短くなってくると、再び白い羽毛が多くなり、冬の白い姿へと変化していくのです。
その結果、ライチョウの姿は周りの景色に溶け込み、カムフラージュができるのです。

過去のお天気豆知識

バナナ2026年04月30日(木)
こいのぼり2026年04月29日(水)
潮干狩りと季節2026年04月28日(火)
江戸後期の地図作り2026年04月27日(月)
春キャンプの楽しみ2026年04月26日(日)
太陽からの光の種類2026年04月25日(土)

各地の天気

お天気豆知識

バナナ

バナナ

スーパーや八百屋でよく目にする果物、バナナ。バナナの高さは1.5から10メートルにも達しますが、実は木ではなく、巨大な草なのです。バナナの栽培は紀元前5000年から1万年ごろに始まったとされ、人間が最初に栽培した果物ともいわれます。バナナがよく生育するのは、赤道を挟んで南北30度以内の熱帯・亜熱帯地域で、年間降水量2500ミリ、平均気温27度の高温多湿な気候の「バナナベルト」と呼ばれるところで主に栽培されています。私たちが口にするバナナのほとんどはフィリピンやエクアドル、台湾などの輸入品です。日本に輸入されるバナナは青いうちに収穫されますが、これは輸送中の品質維持に加え、熟して傷むのを防ぐための工夫でもあるのです。もう一つの理由として、熟したバナナには日本に生息していない害虫が寄生する恐れがあるため、植物防疫吠しょくぶつぼうえきほう)で黄色いバナナの輸入が禁止されているのです。ちなみに、買ったばかりのバナナは黄色ですが、熟すにつれ黒い斑点が皮に現れます。これは「シュガースポット」と呼ばれ、甘みが増している証拠で、食べごろを教えてくれるサインなのです。身近なのに意外と知らないバナナの魅力を改めて見直してみませんか。

こいのぼり

こいのぼり

4月下旬になり、あちらこちらにこいのぼりを見ることが多くなってきましたね。日本では5月5日の端午の節句にこいのぼりを揚げる風習があります。こいのぼりの始まりは江戸時代で、町民文化の中から生まれた、伝統的な節句飾りの一つです。魚のコイは、きれいな水の中ではもちろんのこと、池や沼といった厳しい環境でも生息することができる魚です。このため、コイは生命力が強く縁起が良いものとされてきました。また中国では、コイが急流を遡り竜門という滝を登りきると竜になる、という登竜門伝説が伝えられています。この登竜門伝説にちなんで、お子さんの健やかな成長を祝い、どんな困難にも負けずに立派に育ってほしいという、願いを込めたものが「こいのぼり」の風習なのです。

潮干狩りと季節

潮干狩りと季節

春は潮干狩りの季節ですね。しかし、貝自体は春だけでなく一年を通して採ることができます。ではなぜ潮干狩りには春が良いのでしょうか。その理由の一つは、春は昼間に大きく潮が引くことです。満潮と干潮は通常1日に2回ありますが、干潮同士でも潮位は異なります。そのうち大きく引く方が昼間に来るのです。一方、夏も潮干狩りはできますが、暑さで貝の鮮度が落ちやすくなるという懸念があります。採った貝の取り扱いには十分な注意が必要となるでしょう。次に、秋も潮干狩りにはあまり向きません。これは春とは逆に、夜に大きく潮が引くためです。夜の海は視界が悪く、危険を伴います。そして冬は気温と海水温が下がり、手足を水に浸けた作業はつらくなってくる時期なので、潮干狩りには適さないのです。以上のことから、一年の中では春が潮干狩りを楽しむのに最も適した季節といえます。この時期に、是非潮干狩りに出かけてみてはいかがでしょうか。