@nifty天気予報
今日・明日の天気
MY天気

お天気豆知識(2025年01月11日(土))

季節によって色を変える動物
季節によって色を変える動物

季節の移ろいとともに、自然はその表情を変えていきます。
自然の中で暮らしている動物の中には、その移り変わる景色に合わせて体の色を変えていくものがいます。
冬に雪が積もって辺り一面銀世界に変わってしまうような北国や標高の高い所にいるライチョウやオコジョ、ノウサギなどの動物は、夏と冬で羽や毛の色を変えます。
夏の間は羽や毛の色を岩場や地面の色と同じ茶色にしていますが、冬の間は雪の色である白色にすることで周りの景色に溶け込みます。
こうしてライチョウやノウサギは自分を襲う敵の目をあざむき、オコジョは、このカムフラージュを利用して、獲物に気付かれることなく忍び寄ることができるのです。

ライチョウの色の変化
ライチョウの色の変化

季節によって色を変える動物のひとつにライチョウがいます。ライチョウは、日本では本州中部の山岳地帯のみに生息する鳥です。
ライチョウの色の変化は、雪や地面などの周囲の色や気温の変化ではなく、日照時間が変化することによって起こります。
昼の時間が短い冬は、ライチョウの全身が真っ白い羽毛に覆われます。春になって日照時間が増えてくると、ライチョウの体も白い羽毛が抜けて、黒っぽい羽毛が混じりはじめます。
日照時間の長い夏場は体のほとんどが茶褐色の羽に生え変わります。そして、秋になって日照時間が短くなってくると、再び白い羽毛が多くなり、冬の白い姿へと変化していくのです。
その結果、ライチョウの姿は周りの景色に溶け込み、カムフラージュができるのです。

過去のお天気豆知識

ゆかた2026年07月29日(水)
ブロッケン現象・12026年07月28日(火)
蝉時雨(せみしぐれ)2026年07月27日(月)
複雑な動きをする台風2026年07月26日(日)
高地トレーニング2026年07月25日(土)
色々な花火2026年07月24日(金)

各地の天気

お天気豆知識

ゆかた

ゆかた

これから8月にかけて、各地で夏まつりや花火大会などのイベントが開催されています。祭りの日はいつもと違い、懐かしさ漂う日本の夏を感じることができますね。その中でも風情を感じさせてくれるものは浴衣ではないでしょうか。浴衣は蒸し暑い日本の夏に適した衣服で、涼しさを感じさせてくれます。浴衣はもともと入浴するときや湯上がりに着た「湯かたびら」という、ひとえの着物でしたが、次第に夏の装いに変わってきました。かつては紺と白のみの柄でしたが、現在は色や柄もバラエティーに富んでおり、洋服を選ぶ感覚で浴衣も着ることができるようになりました。振り袖などと比べて着付けも簡単にできます。デパートなどでは着付けのサービスも行っているので、苦手なかたも安心です。ぜひ今年の夏祭りは浴衣を着て、涼を感じてください。

ブロッケン現象・1

ブロッケン現象・1

七色の光の輪を背負った大きな人影が現れることがあります。これはブロッケン現象といわれるもので、その正体は自分自身の影です。「ブロッケン現象」は、ドイツのブロッケン山(標高1142メートル)でよく現れたことから、名付けられました。このブロッケン山は昔から魔女や妖怪が集まる山として知られていました。そのため、ヨーロッパの人々は、この影を「ブロッケンの妖怪(ようかい)」と呼んで恐れたのです。一方、日本では、山は仏の住むところとされていたので、雲の中に現れる光を背負った影は、阿弥陀如来(あみだにょらい)の姿だと考えられていました。そのため、日本ではブロッケン現象のことを「御来迎(ごらいごう)」や「仏の御光」とも呼んでいたのです。ちなみに、「御来迎」と似た言葉に「御来光(ごらいこう)」があります。これも「御来迎」と同じ意味を持ちますが、現在は山頂で朝日を拝むことに使われることが多いようです。これは神聖なものとされていた御来迎が、いつからか山頂で朝日を拝むことにおきかえられたものです。同じブロッケン現象を見ても、日本人とヨーロッパの人では、とらえ方に大きな違いがあったのですね。

蝉時雨(せみしぐれ)

蝉時雨(せみしぐれ)

セミの鳴き声から夏を実感するようになりました。この時期どこからともなく聞こえてくる、多くのセミの声は、まるで、天から降り注ぐ時雨(しぐれ)の音のように聞こえるため、蝉時雨(せみしぐれ)とも呼ばれています。ギラギラとした太陽の下で聞くセミの声は、夏の暑さをより感じさせます。また、太陽の日ざしが弱まり、ようやく日が暮れ始めるころに鳴くヒグラシのカナカナカナ・・・という声は、どことなく涼しさを感じさせてくれます。時には暑さを、時には涼しさを感じさせるセミの声を昔の人は風情のある言葉で表現したのです。