クリスマスをイメージする飲み物といえば、やはりシャンパンです。
ふだんはあまりお酒を飲まない人も、クリスマスにはシャンパンで乾杯をすることが多いのではないでしょうか。
シャンパンは、一般的に5度くらいまで冷やして飲むのがおいしいとされています。ボトルを氷と水の中に入れて冷やすフラッペなら、だいたい30分から40分冷やせばおいしい温度になります。
冷蔵庫で冷やす場合は、6時間から7時間です。昼ごろに冷蔵庫に入れておけば夕食時にちょうど良い冷え具合になります。
ただ、シャンパンをテーブルの上に長時間放置しておくと、せっかくの飲みごろを損ねてしまうので、冷蔵庫から出したらすぐに飲むのが理想的です。
お天気豆知識(2024年12月24日(火))
シャンパンを最もおいしく感じられる温度まで冷やしたら、注ぐグラスにも気を配りたいものです。
口の大きく開いた浅いグラスが使われることがありますが、これはシャンパンには適していません。なぜなら、このようなグラスではシャンパンに含まれる炭酸ガスが早く抜けてしまうからです。
口が狭くて縦に長いグラスを選べば、炭酸が抜けにくく、おいしくいただくことができます。
また、シャンパン用のグラスの中には、グラスの内側の底にわざと傷をつけてあるものがあります。これはシャンパンの泡を楽しむために施された細工で、この傷があるとそこから真っ直ぐにきれいな泡が出てくるのです。
クリスマスの夜、シャンパンの香りやグラスの底から立ち上るきめ細かい泡を楽んでみてはいかがでしょうか。