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長崎県の傘指数

2025年03月22日04時00分発表
傘指数凡例 :
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お天気豆知識

サクラの種類

サクラの種類

東日本、西日本では桜の季節になりました。すでにお花見の予定がはいっている人も多いのではないでしょうか。一言に「サクラ」といってもいろいろな種類があり、それぞれに花の形状も違います。野生の桜の花びらの数はふつう5枚で、これを「一重咲き(ひとえざき)」と言います。これより花びらの枚数が多い場合、7から10枚程度で「半八重咲き(はんやえざき)」、11から60枚程度で「八重咲き(やえざき)」と呼ばれます。さらには花びらが100から400枚弱にもなる桜もあり、このような桜は見た目から「菊咲き」と呼ばれます。一般に、花びらの枚数が多い種類の桜の方が咲き始める時期が遅いため、一重咲きのものより八重咲きの桜は遅く咲き始めます。さらに、咲いている期間も長いという傾向があります。私たちがよく目にする桜には「一重咲き」と「八重咲き」の種類の場合が多く、それぞれに代表的な桜としては、一重咲きではソメイヨシノやヤマザクラ、八重咲きではカンザン、ギョイコウ、フゲンゾウなどがあります。お花見に出かけたときには、その花びらの枚数を数えてみてはいかがでしょう。

山の体感温度

山の体感温度

3月も後半となり、暖かい日も多くなってきました。屋外でのレジャーにもちょうどよい季節になり、この春休みに登山を考えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。しかし、春先とはいえ山の上では真冬並みの気温が続いていることに加え、私たちが感じる「寒さ」は、単に気温が低ければ増すわけではないことを知っておく必要があります。寒さは気温のほかに風速や湿度、日ざしの有無などいろいろな条件で決まってきます。このような実際に体に感じる温度のことを体感温度といいますが、特に風の影響を大きく受け、風速が1メートル増すと体感温度は1度以上低くなる、と言われています。例えば、ふもとの気温が15度で風速が1メートルの場合、体感温度は気温より1度下がり14度となります。しかし、気温は標高が100メートル高くなるとおよそ0.6度ずつ低くなるため、標高1500メートルの山の上はふもとより9度も低い6度となります。さらに、山の上ではさえぎる物がないのでふもとよりも風が強く吹きます。山の上で10メートルの風が吹いている場合、体感温度は実際の気温より10度も下がり、この場合は氷点下4度前後となるのです。つまり、ふもとの気温が15度のぽかぽか陽気でも、山の上では体感温度が氷点下という世界が待っているのです。春の登山は暖かくなったからといって安心せず、十分な防寒対策をする必要があります。

春分(しゅんぶん)

春分(しゅんぶん)

3月20日は二十四節気のひとつ、春分です。暦の上で2月3日の立春に迎えた春は、春分でちょうど折り返し地点となります。春分のころは気温が日に日に高くなるころで、1年の中でも特に暖かさが急に増してくる時期です。そのため、私たち人間だけではなく、動物や植物たちも冬眠から目覚めたり、陽気にさそわれて花を咲かせるようになります。例年、ちょうどこのころから西日本などでサクラが開花しはじめるようになります。サクラが咲き始めてから満開になるまでの期間は地方によっても違いますが、おおよそ開花して4日から9日程度で満開になります。また、サクラのほかに、タンポポも多くの地域で春分のころに咲き出します。北日本ではツバキ、西日本ではヤマツツジなども花を咲かせるようになります。庭や道ばたなど、身近な所で春を実感できることでしょう。