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お天気豆知識(2024年10月12日(土))

ラフティング
ラフティング

ラフティングとは、専用のゴムボートで激流や急流の川を下るウォータースポーツです。
1970年代にアメリカのコロラド州で発祥したラフティングは、現在、世界中で楽しまれていて、技術やスピード、危険回避などを競う競技ラフティングも盛んに行われています。
ラフティングが行われる川は、流れの激しさの度合いや川の落差、岩の絡んだ流れによってクラスやグレードが分かれています。
流れが穏やかで、初心者でものんびり楽しめる下流などはグレードが低く、水上のジェットコースターのようなエキサイティングな急流は、グレ-ドが高くなります。
競技ラフティングは雨が降ってもほとんどの場合は決行しますが、台風や集中豪雨などで水量が急激に増えて危険な場合は中止になります。適度に水量が増せば、グレードが上がりスリルが増すことは間違いありません。

ラフティングのシーズン
ラフティングのシーズン

ラフティングは春から秋まで楽しめるスポーツで、季節ごとに楽しみ方はいろいろあります。
ラフティングツアーの多くは、4月末の連休から10月末、場所によっては11月末まで開催されています。
春はラフティングシーズンの幕開けです。水は冷たいですが、雪解けで水量が増してくるので、ちょっと雨が降っただけでもかなりの激流が楽しめます。
梅雨が明けて夏になると、次第に水量が減ってきます。激流を期待する人には少し物足りないかもしれませんが、水温が高いため、水着で川遊びが楽しめるツアーもあります。
そして秋になると秋雨で再び水量が増して、流れは最適な状態になります。台風などの影響で水量が多くなりすぎると、ツアーの中止やルート変更のリスクもありますが、これからの時期は、絶景の紅葉の中で急流下りを楽しむことができるでしょう。

過去のお天気豆知識

肌荒れの原因2025年10月25日(土)
木枯らしとは2025年10月24日(金)
霜降(そうこう)2025年10月23日(木)
天高く馬肥ゆる秋2025年10月22日(水)
ドライフルーツ2025年10月21日(火)
あかり2025年10月20日(月)

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お天気豆知識

肌荒れの原因

肌荒れの原因

これからの季節、空気がカラッとして過ごしやすくなりますが、一方で、肌荒れが起こりやすくなる時期になります。私たちの皮膚は何重もの層になっていて、その一番外側のところは「角質層(かくしつそう)」と呼ばれています。肌荒れはこの角質層の水分が少なくなり、皮膚がひび割れることで起きます。通常は、皮脂腺(ひしせん)から出る皮脂と、汗腺(かんせん)から出る汗で出来た「皮脂膜」によって角質層は潤いを保っています。しかし、秋が深まるにつれて気温が下がり、空気が乾燥して湿度も低下すると、汗や皮脂の分泌が少なくなるため、皮脂膜が作られにくくなります。これが肌荒れの原因です。肌荒れの対策として乳液やクリームを塗るのは、その油分で人工的な皮脂膜を作り、角質層を乾燥しないように保つためなのです。夏の間に強い紫外線や冷房による乾燥で、すでに肌がかさつきやすくなっていることも考えられます。冬が近づくにつれさらに肌には厳しい環境になるので、しっかり肌荒れを防ぎたいものですね。

木枯らしとは

木枯らしとは

これから冬に向かって徐々に寒くなってくると、「木枯らし」と呼ばれる風が吹くことがあります。木枯らしという言葉は、強い風によって木の葉を落とし枯れ木にしてしまう、つまり「木を枯らす」という意味から来ているといわれています。また、木嵐(きあらし)が転じたものという説もあるようです。木枯らしとは秋から冬にかけて吹く冷たくて強い風のことで、気象的には冬に吹く北よりの季節風という表現になります。秋になるとシベリア地方の気温が下がりはじめ、そこには高気圧が発達するようになります。低気圧が日本の東側へと通過したあとにこの大陸の冷たい高気圧が張り出してくると、気圧配置がいわゆる西高東低の冬型になり、冷たい北よりの季節風が日本に吹きつけるようになります。このときに吹く冷たく強い風が木枯らしの正体なのです。木枯らしとともに、北日本から初雪などの冬の便りが届くことも多く、広い範囲で寒い一日となります。一般に初冬に現れる冬型の気圧配置は長続きせず、木枯らしが吹いた翌日は高気圧に覆われて、小春日和の穏やかな天気になりやすいものです。

霜降(そうこう)

霜降(そうこう)

10月23日は二十四節気の霜降(そうこう)です。暦の上では、朝晩の気温が下がり、霜の降りはじめる季節を迎えることになります。寒さが増すと動物や植物だけでなく、私たち人間も冬支度を始めますが、朝出かける時に寒さに気づき、慌てて冬服やコートを用意するといったことはできるだけ避けたいものですね。そのためにも、事前に予想される気温と着こなしの目安を知っておくとよいでしょう。例えば、気温が8度になるとコートを着る人が多くなると言います。外出するときの気温が8度前後になることが予想される場合は、あらかじめコートの準備が必要になるでしょう。また、最低気温が2度以下になるような日は、昼間でも手袋やコートが欲しくなるといわれています。季節の変わり目は体調を崩しやすい時期です。冬支度を事前に行い、急な寒さで風邪などひかないよう気をつけたいものです。