よく年賀状には干支などのおめでたい絵が描かれますが、七福神(しちふくじん)もその中の一つです。七福神や財宝を乗せた宝船の絵は、皆さんもよく見かけることでしょう。
七福神とは福徳をもたらす神様で、一般には恵比寿(えびす)、大黒天(だいこくてん)、毘沙門天(びしゃもんてん)、弁財天(べんざいてん)、布袋(ほてい)、福禄寿(ふくろくじゅ)、寿老人(じゅろうじん)をさします。
恵比寿は「えびす顔」ともいうように、にこにことした表情をした漁業や商売の神様で、大黒天は打出の小槌(こづち)を持った福徳や財産を与えてくれる神様で、大黒様とも呼ばれて親しまれています。
また毘沙門天は、鎧、甲を身につけた勇ましい姿の神様で、仏法の守護、福徳を授けます。
弁財天は七福神の中で唯一の女神で、音楽や芸術、知恵の神様で、布袋は七福神の中でただ一人、実在の人物で中国の禅僧といわれています。
福禄寿は頭の長さが特に印象的な神様で、健康や長寿、財産を与えてくれる神様です。寿老人も福禄寿同様に長寿を授ける神様で、鹿を連れていると言われています。
お天気豆知識(2026年01月01日(木))


元日の夜、または1月2日の夜にみる夢を初夢といいます。
昔はこの初夢から吉凶を占う初夢合(はつゆめあわせ)というものがあり、吉となるおめでたい夢をみるためには、七福神が乗った宝船の絵を枕の下に入れて寝ると良いとされていました。そのため江戸時代には、元日の朝に宝船の絵を売り歩く商売もあったそうです。
七福神をのせた宝船の絵には、「長き世のとをの眠りのみな目覚め波乗り船の音のよきかな」という一文が書かれていました。
これは、上から読んでも下から読んでも同じ文になるもので、このような文を「回文(かいぶん)」といいます。
おめでたい夢を見たいという方は、今夜試してみてはいかがでしょうか。

