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お天気豆知識(2024年12月22日(日))

雪の結晶・1
雪の結晶・1

クリスマス目前、街角のショーウィンドウには、雪の結晶をモチーフとした飾り付けがされているのをよく見かけます。
この雪の結晶、本当はどういう形か、ご存知でしょうか。
雪の結晶は、一つ一つ成長する環境の違いによりいろいろな形になります。
ただ、これらの形にはある規則性があって、よく使われている模様の中には、誤ったものもあるようです。

雪の結晶・2
雪の結晶・2

雪の結晶は六角形である、というのが一番の特徴ではないでしょうか。五角形や八角形のものはありません。
そして、結晶の軸となっている6本の枝にも特徴があります。6つの枝の先端をつないでいくと、正六角形になります。これは、枝の長さが全部同じだからです。
そして、それぞれの枝からのびている小さな枝は、軸となっている6本の枝よりも成長速度が遅いため、正六角形のラインから飛び出ることはありません。また、中心に近いほうから成長していくため、基本的には外にいくほど短くなります。
さらに、結晶の先端の枝の角度は120度です。ただ、地上に落下してくる時には、先端が融けたり、蒸発してしまうために、実際にはまるくなってしまっていることが多いようです。
それでも雪の結晶の形には、いくつかの規則性があり、自然の不思議さを感じさせてくれます。

過去のお天気豆知識

おろしの吹く条件2025年11月27日(木)
足湯(あしゆ)2025年11月26日(水)
おいしいみかんの選び方・12025年11月25日(火)
霜柱のできかた・12025年11月24日(月)
カブ2025年11月23日(日)
トウガラシ2025年11月22日(土)

各地の天気

お天気豆知識

おろしの吹く条件

おろしの吹く条件

冬になると、日本列島には北寄りの季節風が吹きやすくなります。特に、太平洋側では山を越えて冷たく強い風が吹き下ろす所があります。この風は、「おろし」と呼ばれるもので、その地域の山の名前をとって、「榛名(はるな)おろし」「つくばおろし」「伊吹おろし」「六甲おろし」などと呼ばれます。関東地方は特に、「空っ風(からっかぜ)」とも呼ばれます。ところで、おろしを起こす山には、いくつか特徴があります。一つは山の高さです。おろしで有名な所の山の高さを見てみると、だいたい1000メートルから1500メートルくらいの山といえそうです。富士山のように3000メートルを超えるような山ですと、風は山を越えることができず、迂回するように回ります。そして、2つ目は、風下側の斜面が急であること、3つ目は、風下側に平野が広がっていることです。

足湯(あしゆ)

足湯(あしゆ)

朝晩の寒さが厳しさを増すこの時期、お勧めなのが足湯(あしゆ)です。一日の疲れを癒してくれるお風呂は体の冷えを取るには一番ですが、長時間湯船に入ると心臓に負担がかかるため、体の調子を崩しているときなどは、よくありません。風邪をひいてしまったとき、あまり時間をかけずに体を温めたいとき、手軽にできるのが足湯なのです。足湯は心臓から最も遠い足先を温めることで、下半身の血液循環をよくします。足の裏は神経が集中している場所であり、足は血流の折り返し地点でもあります。そのため、足先から体内へ効率よく熱を補給することができ、全身浴と同じくらい体が温まるというわけです。このため足湯は、お風呂と同じようにリラックスできる上に、上半身には負担が少ないので疲れたりのぼせたりしにくいのです。また、血流がよくなることで新陳代謝が活発になり、足にたまった老廃物を取り除きます。こうしたことから免疫力が高まるとも言われているのです。

おいしいみかんの選び方・1

おいしいみかんの選び方・1

日本の冬の風物詩といえば、「こたつにみかん」という場面を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。ところで、こたつの上にあるみかんを食べるとき、どれが一番美味しいのか、一生懸命比べ合った経験はありませんか。美味しいみかんの見分け方はいろいろありますが、その中でも最も簡単かつ確実な方法は、みかんのある一部分を見ればよいのです。その見るところは、ズバリ「へたの切り口」です。同じようなみかんであれば、へたの小さいほうが美味しいのです。また、時間がたつにつれ、ヘたの色は黒ずんでくるので、くすんだものは避けましょう。