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滋賀県の洗濯指数

2025年12月18日10時00分発表
洗濯指数凡例 :
部屋干し部屋干し
乾きにくい乾きにくい
乾く乾く
よく乾くよく乾く

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お天気豆知識

光環ってご存知ですか

光環ってご存知ですか

あと一週間ほどでクリスマスですが、みなさんはどのように過ごされるのでしょうか。クリスマスというと、なんだかロマンチックなイメージがありますが、私たちの周りにある自然現象にも幻想的なものがあるのです。光環(または光冠)(こうかん)という現象をご存じでしょうか。これは、太陽や月に薄い雲がかかったときにその周りに虹色の輪ができる現象です。この虹色の輪は、雨上がりにできる虹と同じように、外側から赤、橙、黄、黄緑、緑、青というように並びます。光環は、主に太陽や月などの周りにできることが多いのですが、電灯や街灯などでも同じ現象を見ることができます。例えば、霧がかかっている時や雪や雨が降っている時、車のライトの周りに虹色の環(わ)ができることがあります。その降り方によってはライトに虹色の輪ができます。また、冷え込んだ夜には、街灯のガラス板が凍りつき、このガラス板に付いた氷の粒によって虹色の環がかかってみえることもあります。北国では時折お目にかかれるもので、いかにも幻想的な光景です。

雪国の道具

雪国の道具

冬、雪国では、降り積もった雪によって移動が思うようにはいかなくなります。雪の中に深く足が沈んでしまうと、雪の重みが負担となって、一歩一歩がつらく、どんどん体力が奪われてしまうのです。そんな雪の上でもスムーズに移動や運搬ができるようにと昔の人が考案したのが、かんじきやそりです。かんじきは、体重が広い範囲にかかるようにすることで雪に沈みにくくする、足にはめる大きな枠のようなものです。特に、雪の上で使うものは輪になっているため、わかんじきと呼ばれています。これを使うことで、雪に埋まらず表面をすたすたと移動することができるようになります。また、そりは車と比べて接地面積が広いため、かんじき同様雪への沈み込みを緩和し、さらにそりと雪との接する部分で、雪がそりの重みで溶かされ、雪上での滑りがよい乗り物です。北極圏周辺の地域では、昔から馬や犬、トナカイなどに引かせることで、人間の移動目的だけでなく、荷物の運搬にも利用されてきました。現代の日本でも、そりは雪国の生活の中で運搬用に何かと重宝されています。雪国の人々は、昔から雪とうまく付き合うために知恵を絞ってきたのですね。

波の花

波の花

北陸地方の冬の風物詩の一つに「波の花」があります。「波の花」は、プランクトンや砕けた海藻などの有機物質を含んだ海水が、強い風と荒い波によってかき混ぜられて作られる泡のことです。ときには、洗濯機の中の洗剤のように泡立ち、雪のように日本海の海岸一帯を覆い尽くします。また、山のように盛り上がった「波の花」が風に吹きちぎられて舞い上がる様は、とても幻想的で訪れる観光客を引きつけます。波の花は、冬の日本海の海岸ならいつでもどこでも「咲く」というわけではありません。岩場や入り江、引き潮がよどんでいるような場所でよく見られ、また冬の厳しい気象条件の時に限ります。風速は13メートル以上、波の高さは4メートル以上、気温は4度以下の場合に発生する可能性が高いと言われています。荒れた天候の時に発生するので、見に行く場合は高波や強風、風雪に十分注意しなくてはなりません。