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冬に風邪をひきやすい理由

冬に風邪をひきやすい理由

寒さが次第に増して、風邪をひきやすい季節になってきました。風邪とは、様々な原因によって起きるのどや鼻の粘膜などの炎症を言い、その原因の80パーセントから90パーセントはウイルスだとされています。風邪のウイルスは低温で乾燥した状態を好み雪の少ない太平洋側の冬は、この条件にぴったりと当てはまります。また、エアコンや電気ストーブによる暖房は室内の空気をさらに乾燥させるため、ウイルスにとって繁殖しやすい環境を作り出します。そして、低温は人間の体にも影響を与えます。人の体には、ウイルスやちりなどの異物を呼吸によって体内に取り込まないようにする防護機能が備わっています。そのひとつが気道に生えている線毛(せんもう)と呼ばれる細い毛です。気道に入り込んだウイルスなどは、線毛によってとらえられ、粘液とともに排出されるのですが、この機能は、低温によって低下してしまいます。そのため、冬は体に入ったウイルスを排出することが困難になり、風邪をひきやすくなるのです。冬はウイルス自体が活発になるのと同時に、人間の生活や生理機能の点から見ても、風邪を引きやすい季節だと言えるのです。

初冬の天気変化・1

初冬の天気変化・1

近頃は日に日に寒さが増してきて、冬を意識させるような冷たい風が吹く日も多くなってきました。秋の天気変化は、移動性高気圧と低気圧が交互に日本付近にやってくるのが特徴です。そして、初冬になるとシベリア大陸から厳しい寒さを持った高気圧が張り出し、北海道の東海上やアリューシャン方面には低気圧があって、しばしば西高東低の冬型の気圧配置が現れます。天気図には縦じまの模様の等圧線が見られ、日本付近は冬の季節風である北西の風が吹くようになります。しかし、まだ冬の始まりのころは、冬型の気圧配置も長続きはせず、西にあった移動性高気圧がやがて日本列島を覆い全国的に小春日和となります。

入浴の効果

入浴の効果

寒い季節は、お風呂のあたたかさが何より心地よく感じます。湯ぶねにゆったりとつかって体をあたためると、血管が広がって血液の循環がよくなり、新陳代謝を高める効果が期待できますが、入浴にはそのほかにもさまざまな効果があります。水中では水面からの深さに応じて体に水圧がかかります。そのため筋肉や関節がほぐされてマッサージのような効果を生んだり、血液が心臓に戻ることを助けてうっ血を解消してくれます。さらに、湯に深くつかれば水の浮力によって、人間の体は10分の1程度の軽さになり、手足や関節にかかる負担が少なくなります。重力から解放されることで体の疲労や緊張を解きほぐし、心もリラックスさせてくれるのです。お風呂はゆっくりつかるだけで、心と体をいやして活力を与えてくれるものなのですね。