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お天気豆知識(2025年11月12日(水))

返り咲き
返り咲き

日に日に寒さが増すこの時期、季節外れの花が咲いているのを見たことはありませんか。
秋から冬に季節外れの花が咲くことを「返り咲き」と言います。
このような現象は「不時現象(ふじげんしょう)」とも呼ばれており、気象台で発表されている平年日と著しくかけ離れた時期に起きる場合を言います。
不時現象か通常の現象かの判断は、気象台などにおけるそれぞれの観測種目の最も早かった記録、または最も遅かった記録から、約1か月以上の開きがある場合を目安としています。
穏やかに晴れた日にふらりと散歩に出てみれば、小春日和につられて勘違いしてしまった花たちに出会えるかもしれません。

冬に桜が咲く理由
冬に桜が咲く理由

秋から冬になると、日照時間が短くなるとともに気温も右肩下がりに低くなっていきます。しかし、毎日の気温はそのときの天気によって変動します。
特に今の時期は、高気圧に覆われてぽかぽかと晴れる日もあれば、西高東低の冬型の気圧配置になると、とたんに寒くなることもあります。天気が周期的に変わるため、日によって気温が大きく変動しやすいのです。
そんな時期、春に咲くはずの「桜」が花を咲かせることがあります。桜の花の芽は夏にでき、その後休眠します。気温が低くなることによって、花の芽はまず「冬」を感じます。
しかし冷え込んだ後、急に暖かくなる日があると、温度に敏感な性質があるために、その陽気に刺激されて「春」がやってきたと勘違いし花を咲かせるのです。
春ほどの満開になることはあまりないですが、澄んだ青空の下、遠慮がちに淡いピンクの花を咲かせる桜は、周囲を季節はずれの花見気分にさせるでしょう。

過去のお天気豆知識

クリスマスツリー2025年12月09日(火)
タラ2025年12月08日(月)
衣服の役割2025年12月07日(日)
大雪(たいせつ)2025年12月06日(土)
野沢菜2025年12月05日(金)
冬将軍2025年12月04日(木)

各地の天気

お天気豆知識

クリスマスツリー

クリスマスツリー

これからの時期、クリスマスツリーを見かける機会が増えてきます。ツリーの飾りにはそれぞれ意味があるのをご存知ですか。ツリーの一番上に輝く星はトップスターといい、イエス・キリストが生まれた時にお祝いにかけつけた賢者を導いた星をイメージしたものです。また尖った葉が印象的なヒイラギが飾りとして使われますが、これはイエス・キリストがかぶったという、いばらの冠を表しているのです。赤と白のストライプの模様が入ったキャンディー・ケーンと呼ばれる杖の飾りは、羊に例えられる多くの人々を幸福に導く羊飼いの杖をイメージしたものです。ベルは救世主の誕生を告げるものとして、喜びや祝福の意味があり、お祝い事には欠かせないものとなっています。こうした飾りを付けるモミの木も、真冬でも緑の葉をつける常緑樹を使うことで、強い生命力や永遠へのあこがれが込められていたのです。こうした飾りものの意味を思い起こしながら、ツリーの飾りつけをしてみてはいかがでしょうか。

タラ

タラ

日本は四方を海に囲まれた島国で、私たちは昔から海の恩恵を豊富に受けています。とりわけ、食卓にのぼる魚たちは、その代表的な例と言えるでしょう。今が旬を迎えているものには、タラがあります。タラはその身が雪のように白く、また冬に旬を迎えることから漢字では「魚へん」に「雪」と書き、「鱈」の字をあてます。タラは鍋料理の具としても重宝され、煮込んだあとのだし汁もおいしく、「鱈ちりは後から食え」ということわざもあるほどです。また、お腹いっぱい食べることを「たらふくくう」と言いますが、この言葉には「鱈腹食う」という字を使うこともあります。これは、タラが食欲旺盛な魚で、そのお腹が大きく膨らんでいることに由来します。私たちの食文化は、言葉の文化にも通じる所があるのですね。

衣服の役割

衣服の役割

日ごとに寒さが増し、本格的な冬に近づいてきました。冬の寒さと上手につきあうためには、効率良く防寒をする工夫が大事です。寒いからといってただやみくもに重ね着をしても、風が吹くととたんに寒く感じたり、反対に服の中が蒸れて不快だったりとうまくいきません。快適で効率的な防寒をするには、肌着(インナー)、中間着(ミドラー)、外着(アウター)の役割を考える必要があります。肌着は皮膚に直接触れる衣服なので、衛生面からも汗をよく吸収し、かつ乾きやすい性質が求められます。中間着には高い保温性が必要で、空気の層をたっぷりと作ることのできるものが適しています。外着は防風性や防寒性、防水性が優れているものを選びます。周囲の寒さが体に伝わってこないような中綿でなおかつ、そで口やえり口などがしっかり詰まったものが望ましいでしょう。これらの機能がそろったものならば、最低3枚の重ね着で寒さをしのぐことができるのです。