梅雨を目前に、最高気温が30度を超える日も出てきました。
気温が上がって、そろそろ、厄介者の「ゴキブリ」の活動が活発になってきます。
ゴキブリは熱帯性の昆虫で、日本全国に生息しています。気温が18度以上で活動を開始し、そして30度以上で飛び回るなど、一段と活動が活発になります。夏のムシムシした夜に、ゴキブリに遭遇した経験のある人は多いのではないでしょうか。
実は、ゴキブリは昼間は暗い所で群がって潜んでいますが、夜になると活動を開始します。その昼間の隠れ家はガスコンロの裏、湯沸かし器、冷蔵庫の後ろなど暖かくて暗い所です。
ですからキッチンは要注意。汚い体で食器に触れたり、食べ物を食べたりするので、早めの対策が必要です。
お天気豆知識(2025年05月29日(木))


そんなゴキブリ、自然に湧いて出るよりはどちらかというと外から侵入するケースが多いのです。
ですから、窓には網戸、排水溝や換気扇のすき間もフィルターなどでカバーし、進入路を断つことが一番の防御策です。
それでも、ゴキブリに遭遇してしまったら、退治するしかありません。そこで、ゴキブリを確実に仕留めるためのコツがあります。
それは、ゴキブリの正面から攻撃するのです。ゴキブリには、お尻の部分に風を感じる器官があるため、後ろからだと殺気を悟られて逃げられてしまいます。
ただ、ゴキブリは、人間のキラキラ光る瞳に反応して、向かって飛んで来ることがあります。
正面からしとめに行くときは、決して目を合わさないように気をつけてください。