@nifty天気予報
今日・明日の天気
MY天気
5/28:警報情報の提供終了のお知らせ

お天気豆知識(2025年04月16日(水))

竹の皮は
竹の皮は

タケノコのおいしい季節がやってきました。タケノコはたくさんの皮に包まれており、その中から真っ白な身を取りだして煮物などにして春を味わいます。
タケノコがおいしいのは土から顔を出したか出さないかくらいの時で、成長して大きくなってしまうと食べるのに適さなくなります。
しかし成長した竹は、昔の人々にとって生活になくてはならないものでした。竹細工の家具や垣根、また器としても利用してきたのです。
また、タケノコが成長するときにはがれ落ちるウロコのような竹の皮も重宝されてきました。竹の皮は、雨や日差しを除ける笠や草履などに加工され、江戸文化の錦絵などの版画を擦るときに使う「バレン」としても使われてきたのです。
そして忘れてならないのは包装紙としての役目です。今ではほとんどありませんが、昭和30年代頃までは肉屋でお肉を包むときは竹の皮を使っていました。
竹の皮の内側はすべすべしているので、お肉が皮についてしまうことはありません。また、乾燥しにくく変色もしにくいため、食べ物を包むのにとても適しているのです。このように竹の皮は、天然の包装紙として利用されてきたのです。

竹の皮の特徴
竹の皮の特徴

時代劇などで竹の皮におにぎりを包んでいる光景を見ていると風情があってとてもおいしそうに見えますが、これは皮の雰囲気を楽しむためではありません。
今のようなプラスチックの容器などが無かった時代は、食べ物を包むものとして竹の皮が利用されてきました。その理由には、包みやすいことのほかに、水を通さないことがあげられます。
これは包装紙としては最も重要な性質ですね。それなのに空気は通すので、ラップに包んだおにぎりとは違い、水滴が周りにつくことはありません。
おいしいままの状態で食べ物を包み込んでくれるのです。さらには竹の皮に含まれるフラボノイド色素が菌の増殖を抑え、葉緑素が脱臭と抗菌の両方の役割を果たしてくれます。
つまり、竹の皮はただの包みではなく、抗菌、脱臭の効果を兼ね備えているため、食べ物を長時間おいしいまま包んでくれる優れものだといえます。竹の皮で包んだおにぎりはおいしそうに見えるだけでなく、本当においしいのです。

過去のお天気豆知識

梅雨の天気図2026年06月04日(木)
梅雨2026年06月03日(水)
ホタルを見てみよう2026年06月02日(火)
てんびん座2026年06月01日(月)
気象記念日2026年05月31日(日)
虫食い2026年05月30日(土)

各地の天気

お天気豆知識

梅雨の天気図

梅雨の天気図

梅雨の時期の天気図を見ると、日本付近に東西に延びた前線が特徴的です。この前線は梅雨前線とよばれるもので、一般にその北側300キロ以内で雨が降っていることが多いといわれています。梅雨前線は、オホーツク海高気圧と太平洋高気圧から吹く風によって作られます。オホーツク海に発生するオホーツク海高気圧は、梅雨前線に向かって冷たく湿った北東の風を吹き出します。一方、日本の南東海上に張り出している太平洋高気圧からは暖かく湿った南風が吹きだしていて、温度差の大きい南北の風がぶつかったところに梅雨前線ができ、雲が発生します。そして、この2つの高気圧の勢力がほぼ釣り合っているため、日本付近に長期間梅雨前線がとどまるのです。また梅雨は日本だけのものではなく、中国の長江(揚子江)流域でも6月上旬ごろ、朝鮮半島南部では6月下旬ごろから日本の梅雨と同じ前線によって雨季を迎えます。

梅雨

梅雨

四季のある日本列島には、春から夏の変わり目に梅雨(つゆ)の時期が存在します。梅雨の時期はじめじめして日差しが少ないため、外出するにも洗濯するにも、うんざりしてしまいます。しかし梅雨を私たちの生活からみてみると、決して厄介ものとはいえないのです。梅雨の良い点は、貴重な水資源になるということです。この時期に雨が降らなければ、梅雨が明けたあとで水不足にもなりかねません。深刻なのは雪解け水のない地域で、ダムの貯水量が低くなり、夏まっさかりのころには取水制限や給水制限をしなくてはならない事態になることです。梅雨の時期にはしっかりと雨が降ってくれたほうがいいのです。良い面がある一方で、悪い面も存在します。それは大雨による災害を引き起こすことです。梅雨も終わりに近づくと、西日本を中心に大雨となることがあり、それに伴って、河川の増水や浸水の被害、また土砂災害などが起きやすくなります。毎年のように被害がでており、人命を奪うことさえあるのです。梅雨の雨は恵みの雨であると同時に、恐ろしい雨でもあるのです。

ホタルを見てみよう

ホタルを見てみよう

ホタルは天気と関係の深い昆虫で幼虫が上陸するとき、または、産卵や羽化をするときはだいたい雨が降っているときか止んだ後が多いようです。そのため、ホタルを観賞するにも天気が重要な要素となっています。今にも雨が降りだしそうな曇天で、気温と湿度が高く風が弱い天気のときがホタル観賞には最適な天気なのです。また、時間は日没後1から2時間後の午後8時ごろが適しています。これは天敵が少なく、且つ、求愛行動にもなる光がハッキリ見える時間帯であるためといわれています。つまり、梅雨の時期だからといっていつでも簡単に見られるわけではないようです。梅雨に入り曇り空が続くと、気分がめいることもあるかもしれません。そんな時は、光が飛び交う幻想的な情景を探して、ホタル狩りに出かけてみてはいかがでしょうか。