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お天気豆知識(2025年01月26日(日))

飛行機の所要時間・1
飛行機の所要時間・1

日本の上空ではほぼ西から東に向かって風が吹いています。この風は、偏西風(へんせいふう)と呼ばれています。では、なぜいつも西風が流れているのでしょうか。
日本より南の低緯度地域では太陽から受ける熱の量が多いため、空気が暖められます。
一方、日本より北の高緯度地域では、太陽から受ける熱の量よりも逃げる量が多く、空気は冷やされます。
北と南で温度差が大きくなると、この差を解消しようと空気の流れができるのです。
簡単にいうと、日本列島の位置する中緯度地域では南の暖かい空気と北の冷たい空気との境となり、また、地球が自転しているために右向きの力を受けていて西風がいつも吹いているのです。+

飛行機の所要時間・2
飛行機の所要時間・2

偏西風を実感するには、飛行機に乗るとわかります。たとえば、成田から太平洋を横断し、ニューヨークまで向かうとき、かかる時間はおよそ約12時間35分です。
一方今度は同じ経路で、ニューヨークから成田に戻るときは、偏西風の向かい風になるのでおよそ約14時間20分かかり、往きと帰りでは約1時間45分もちがうのです。
ただし、飛行機が飛ぶコースは日によって違いますし、偏西風も日によって強さや流れる場所がかわりますが、それでも、少なからず偏西風の影響はあります。
国内線の羽田-福岡間に乗ってみても、やはり東に向かう飛行機は早く着くのです。

過去のお天気豆知識

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各地の天気

お天気豆知識

霜と霜柱

霜と霜柱

2025年の冬(2024年~2025年)まで、全国の気象官署では、初霜を観測していました。初霜とは文字どおり、そのシーズン初めてとなる霜のことです。霜は草や木の葉などの表面にできる氷の結晶のことで、地表面を霜が覆うこともあります。一方、霜と似たものに霜柱があります。霜柱は土の表面付近にできる太さ2、3ミリ、長さ数ミリから数センチの氷の柱のことで、霜とは作られるメカニズムが異なります。これから次第に寒さが厳しくなってくれば、太平洋側の晴天が多く、雪が少ない地方では霜や霜柱がしばしば見られることでしょう。雪国では地面が雪に覆われる時期になると霜や霜柱を見ることができなくなりますが、北海道などの特に寒い地方では、地中に霜柱ができる凍上(とうじょう)と呼ばれる現象が見られることもあります。

晴天乱気流

晴天乱気流

飛行機の揺れの原因となるような空気中の小さな渦による不規則な流れのことを「乱気流」と呼びます。日常のフライトにおいて、乱気流はパイロットが最も注意しなければならない現象のひとつです。乱気流は、上下で風の強さや向き、空気の性質が大きく異なるときに発生しやすく、積乱雲などの雲の中で発生する乱気流については、雲の状態を目視や気象レーダーで観察すれば予測を立てることもできます。ただし、乱気流は雲の全くない晴れた空にも発生するため、気をつけなければいけません。これは「晴天乱気流」といい、レーダーにも映らないため予測が非常に難しくなります。雲のない晴れた空の中で突然激しい乱気流に巻き込まれ、シートベルトを外していた乗客やサービス中の客室乗務員が天井まで放り上げられてけがをするといった事故が過去に何度も起こっています。晴天乱気流によって飛行機がガタガタと揺れることもあるので、晴天時でも決して油断はできないのです。

音速

音速

秋が深まり気温も下がってくると、夏、元気に鳴いていた虫たちの声も次第に聞こえなくなります。特に夜などはひっそりとした静けさを感じることでしょう。皆さんは、気温の変化が音の伝わる速さにも影響する、ということを知っていますか。空気中では、気温が高いほど音は速く伝わります。また、気圧も音速に影響を与えますが、無視できるほど小さなものです。一方、地上のようには電波の伝わらない海中においては、音は空気中よりも速く伝わり、重要な通信手段となっています。水中では、水温が高いほど音速は速くなり、水圧が高くても速く伝わるようになります。つまり、海面付近の日射を受けて暖かいところと、大きな水圧のかかっている深海が、海の中では音速の速い領域となっているのです。音はそれが伝わっていく物質が密なほど速くなる、といった性質があります。そのため、一般には軽い空気よりも重たい水の中のほうが音を速く伝えるのです。空気中での音速は、通常、秒速340メートルですが、水中での音速は、秒速1500メートル。空気中の4倍以上というすさまじい速さで伝わっていくのです。