セミの鳴き声から夏を実感するようになりました。
この時期どこからともなく聞こえてくる、多くのセミの声は、まるで、天から降り注ぐ時雨(しぐれ)の音のように聞こえるため、蝉時雨(せみしぐれ)とも呼ばれています。
ギラギラとした太陽の下で聞くセミの声は、夏の暑さをより感じさせます。
また、太陽の日ざしが弱まり、ようやく日が暮れ始めるころに鳴くヒグラシのカナカナカナ・・・という声は、どことなく涼しさを感じさせてくれます。
時には暑さを、時には涼しさを感じさせるセミの声を昔の人は風情のある言葉で表現したのです。
お天気豆知識(2026年07月27日(月))


セミの鳴き声は、夏の風物詩の一つといえますが、そもそもセミはどうやって鳴いているのでしょうか。
セミの大きな音は、お腹をふるわせることによって発声します。発振膜(はっしんまく)と呼ばれるお腹の内部の膜を振動させて音を出し腹部で共鳴させているのです。
セミの鳴き方は、種類によって違いがあるものの鳴く理由は同じと考えられています。
その理由は、安全な場所を仲間に知らせるためというのと、セミで鳴くのはオスだけであることからオスがメスを呼び寄せるための2つと考えられています。
セミの合唱は、仲間に安全な場所を知らせることでメスも呼び集めて、子孫を残すことにも役立っているといえそうです。

