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お天気豆知識(2026年07月10日(金))

ラベンダー・1
ラベンダー・1

北海道の富良野地方では、7月になるとラベンダーが見頃を迎えます。紫色のじゅうたんが一面に広がったように見える風景は富良野地方の風物詩となっていて、毎年多くの観光客が訪れています。
ラベンダーの小さな花から取れるエッセンシャルオイルは、石けんや香水、化粧水や様々なものの香り付けに使われています。
エッセンシャルオイル(精油)とは、植物の花や茎、葉などから得られる油のことです。ラベンダーのオイルは、「メンタル面」と「フィジカル面」の両方で効果を発揮します。
メンタル面では、ラベンダーには気持ちを落ち着かせる「鎮静効果」があり、頭が冴えて眠れないときなどは枕元で芳香浴(ほうこうよく)をすると、リラックスできてぐっすり眠りにつくことができます。気持ちを安定させたいときにも効果的です。
フィジカル面での作用としては、痛みを軽くする「鎮痛効果」が期待できます。お湯を張ったボウルに1、2滴オイルを加えてタオルに浸し、患部に当てるとよいでしょう。

ラベンダー・2
ラベンダー・2

ラベンダーは、ヨーロッパ南部原産のシソ科の多年草で、香り高いのが特徴です。
その昔、古代ローマ人は衣服を洗うときにラベンダーの花を使っていたため、ラテン語の「洗う」という意味をもつ言葉がラベンダーの語源とされています。また、その鮮やかな青い花の色から「青い」の意を持つ「リブィリ」という言葉が語源、という説もあります。
古代ヨーロッパでは、ラベンダーを洗濯だけではなくいろいろなものに利用してきました。「医者要らず」のハーブとして家庭の常備薬とされ、筋肉痛の緩和や風邪の予防として利用されたほか、安眠効果や緊張緩和を得る、現在のアロマテラピーに該当する使われ方もされてきました。これらの様々な利用法は、現在にいたってもとても有効なものです。
ラベンダーは自宅でも手軽に育てられる植物のひとつですが、乾燥、冷涼な地域に適した植物なので長雨や強い日ざしが苦手です。土は常に乾燥気味にしておいた方がいいので、雨の時は移動できるように鉢植えにしておくといいでしょう。

過去のお天気豆知識

熱中症を引き起こす気象条件2026年08月14日(金)
すいか2026年08月13日(木)
お盆2026年08月12日(水)
積乱雲(雷雲・夕立雲)2026年08月11日(火)
太平洋高気圧2026年08月10日(月)
流星観測・12026年08月09日(日)

各地の天気

お天気豆知識

熱中症を引き起こす気象条件

熱中症を引き起こす気象条件

近年、夏の暑さは危険度を高め、日中の最高気温が35度を超え、40度に達する所もあります。この時期、熱中症という言葉が頻繁に聞かれるようになります。熱中症を引き起こす、環境的な要因は主に暑さですが、気温の高い日にだけ熱中症にかかるとはかぎりません。たとえば、風が弱い日は体の熱がうまく体外に逃げることができないので、それほど厳しい暑さでなくても熱中症にかかってしまいます。また、急に気温が上がった日なども体が暑さに慣れていないため熱中症にかかりやすいのです。さらに、気温はそれほど高くなくても湿度が高いと体温調節がうまくいかず熱中症になる場合があります。熱中症は短時間で重度に移行することもあり、ひどい場合には死にも至るという、身近ながら怖い病気です。夏季のスポーツや野外での仕事などの際、また、普通に外出する際なども、あまり無理をしすぎず、休憩を取ったり、水分補給をまめにするなどして、熱中症にかからないよう注意しましょう。

すいか

すいか

夏の果物といえば、「スイカ」を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。スイカはその90パーセント以上が水分でできていて、暑い夏、汗をかいたあとの水分補給にぴったりの果物です。のどを潤すならば、水で十分と思いそうですが、スイカには夏の暑さで疲れた体を元気にしてくれる効果があります。まず、スイカには体の熱を冷ます冷却効果があります。スイカに含まれる果糖やブドウ糖は、他の糖質に比べエネルギーに変わるのが速いので夏の暑さでほてった体をすばやく冷やすのです。また、利尿作用があるため体の中の水分をすっきりと排出することができます。体がむくみがちな方は、スイカを食べるとむくみが解消されます。そして、スイカにはビタミンAやカリウム、カルシウム、リンや鉄といった体にいい成分が含まれています。その中でも塩分を排出する役割を持つカリウムが豊富です。カリウムは血圧を上げる塩分を体外に排出することで高血圧を防いでくれます。

お盆

お盆

嬉しいことを例えて「盆と正月が一緒にきたようだ」といいますが、日本の盆は正月と同様に一年で最も大きな行事です。盆とは盂蘭盆会(うらぼんえ)の略で、旧暦7月15日を中心に行われる先祖の霊をまつる行事です。盆の期間は地方によって7月盆と8月盆に分かれていますが、13日におがらなどをたいて精霊(しょうりょう)を迎え、16日の夕方の灯ろう流しで終わる所が多いようです。盆には精霊が馬に乗り、牛に荷物を背負わせて帰ってくるという言い伝えから、キュウリやナスに割り箸で脚をつけたものを馬や牛に見立てて精霊棚に飾る習わしがあります。ただし、浄土真宗では、死者はすべて極楽浄土に往生していると考えられているため、お盆に霊が帰ってくるという発想はありません。