2月4日は立春です。
暦の上ではこの日から立夏(今年は5月5日)の前日までが春となり、約1か月続いた「寒」も明けて、これからは次第に寒さが緩んで暖かくなっていきます。
ただ、「余寒(よかん)」といってたびたび寒い日が現れることもあり、寒さと暖かさが一進一退を繰り返しながら春めいてくるのです。
また、昔はこの日が暦の上での一年の最初の日とされていて、二十四節気もこの立春から始まります。そのため茶摘みの時期や農作物の種をまく時期の目安とされている「八十八夜」や台風への注意を呼びかける「二百十日」などは、この立春を起点に数えられているのです。
立春というと、そろそろウメの花が咲き始めるころですが、ウメは「春告草」という別の呼び名を持っています。
景色はこれから百花に彩られ、私たちの目を楽しませてくれることでしょう。
お天気豆知識(2026年02月03日(火))


2月は気温はあまり上がらなくても日差しは次第に強まりつつあり、「光の春」と呼ばれることがあります。
もともとこの呼び名は日本由来のものではなく、ロシアのオホーツク海沿岸にあるマガダン市で生まれた言葉といわれています。
光の春は2月15日を始まりとした特別な季節で本格的な春を前にして設けられたものです。ロシアでは季語にもなっていて、これが日本に伝わったとされます。
この時期の昼間の長さは緯度の高い地域ほど順調に伸び、日本より緯度の高いロシアでは2月以降、急激に昼間の時間が長くなっていきます。
日本では「暑さ寒さも彼岸まで」というように、主に気温の上がり方によって春が近づいていることを知りますが、寒さの厳しいロシアでは柔らかな日の光によって春を感じているといえるでしょう。

