2月3日は節分です。
節分とは、もともと四つの季節それぞれの分かれ目を指していましたが、今は冬から春の変わり目だけに残っています。二十四節気の一番手である「立春」の前日であり、一年を締めくくるよい区切りとして残されたのでしょう。
節分には、無病息災と五穀豊穣を祈り邪気をはらうための行事があります。
節分の風習のひとつである豆まきも、「鬼は外、福は内」のかけ声のとおり、邪悪をもたらす鬼を払って福を招くための儀式のひとつで、中国から伝わり宮中で行われていいた「追儺(ついな)の儀式」が一般に広まったものです。
また、もうひとつの風習として、イワシの焼いた頭をひいらぎにさして民家の戸口や窓に飾るという習わしもあります。鬼はイワシの強いにおいや、ひいらぎのとげを嫌うため、この風習には鬼が家に入ってこられなくする目的があるのです。
お天気豆知識(2026年02月02日(月))


関西では、節分の日に太巻きの丸かぶりをするのはなじみの風習ですが、最近ではスーパーのお寿司売り場やコンビニエンスストアでも宣伝しているところが多くなり、全国各地に広まりつつあります。
太い巻き寿司を切らずにそのまま、歳徳神(としとくじん)という神様のいる縁起が良い方角である「恵方(えほう)」を向いて無言で食べきると、願いがかなって幸せになれるといわれています。
その際、巻き寿司なのは「福を巻き込む」からで、包丁を入れずに一本丸ごと食べきるのは「縁を切らない」ためです。また一説には、太巻き寿司を金棒に見立て、鬼の武器である金棒を食べて鬼退治をするためともいわれています。
言い伝えによれば、この風習は江戸時代の末期に大阪で生まれ、商人の間で盛んになったものだといいます。それがここ2、30年で節分の風習として全国に広がりました。
関西地方の方でなくても、節分の日には幸せを願って、太巻きを丸かじりしてみてはいかがでしょうか。

