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お天気豆知識(2026年09月10日(木))

二百二十日
二百二十日

9月11日は「二百二十日」です。立春から数えて220日目にあたるこの日は、八朔(はっさく)(旧暦8月1日)、二百十日と並んで、三大厄日として恐れられてきました。
二百二十日は、二百十日と同じ意味を持っています。この時期はさまざまな農作物の収穫期にあたるため台風が収穫の前に来るか、後に来るかで、その年の1年の努力が水の泡になることもあります。
また、漁をする人たちにとっても、海上で嵐に遭遇すれば、まさに生死に関わるため、台風の来る時期を事前に知りたいという思いから暦にこの言葉が記されるようになりました。ただ、実際には9月上旬より下旬の方が大型台風が多く襲来します。
昭和以降では、タイタニック号に次ぐ犠牲者を出した洞爺丸の沈没事故がおきた1954年の洞爺丸台風や、高潮で大きな被害がでた1959年の伊勢湾台風。リンゴの被害が多かった1991年の台風19号や、高潮で大きな被害を出した1999年の台風18号など、多くが9月26日前後に日本に上陸しています。
このことから、現代では二百十日や二百二十日といった言葉は、そろそろ大型台風が襲来しやすくなるので、警戒を強めるようにとも受け取ることができます。

台風の大きさと強さは風しだい
台風の大きさと強さは風しだい

台風の「大きさ」や「強さ」はいずれも風のみで決まっています。
台風の大きさは、風速15メートル以上の強い風が吹く範囲の広さで分類されます。風速が15メートル以上になっている範囲が半径500キロ以上800キロ未満だと「大型」または「大きい」、800キロ以上だと「超大型」または「非常に大きい」と表現されます。
そして、台風の強さは、中心付近の最大風速で分けられています。最大風速が33メートル以上44メートル未満だと「強い」、44メートル以上54メートル未満だと「非常に強い」、そして54メートル以上だと「猛烈な」という表現が使われます。つまり強い台風ほど最大風速が大きいため、風による被害が大きくなることが予想されます。
「猛烈」や「超大型」という表現のついた台風が接近している場合には、特に暴風対策をしっかりとする必要があるのです。
ただし、「超大型で猛烈な台風」よりも単なる「台風」の方が大雨による被害は大きいということもあります。雨の降る範囲や強さ、また予想される災害などは、テレビやラジオなどの台風情報でこまめに確認するようにしましょう。

過去のお天気豆知識

ラフティング (2026年10月12日(月))
芭蕉忌(ばしょうき) (2026年10月11日(日))
りんごの収穫カレンダー (2026年10月10日(土))
ふもとは秋でも山は冬 (2026年10月09日(金))
スズメバチ (2026年10月08日(木))
寒露(かんろ) (2026年10月07日(水))

各地の天気

お天気豆知識

ラフティング

ラフティング

ラフティングとは、専用のゴムボートで激流や急流の川を下るウォータースポーツです。1970年代にアメリカのコロラド州で発祥したラフティングは、現在、世界中で楽しまれていて、技術やスピード、危険回避などを競う競技ラフティングも盛んに行われています。ラフティングが行われる川は、流れの激しさの度合いや川の落差、岩の絡んだ流れによってクラスやグレードが分かれています。流れが穏やかで、初心者でものんびり楽しめる下流などはグレードが低く、水上のジェットコースターのようなエキサイティングな急流は、グレードが高くなります。競技ラフティングは雨が降ってもほとんどの場合は決行しますが、台風や集中豪雨などで水量が急激に増えて危険な場合は中止になります。適度に水量が増せば、グレードが上がりスリルが増すことは間違いありません。

芭蕉忌(ばしょうき)

芭蕉忌(ばしょうき)

10月12日は松尾芭蕉(まつおばしょう)の命日「芭蕉忌(ばしょうき)」です。「奥の細道」で有名な松尾芭蕉は、1694年の10月12日、51歳にして大阪で亡くなりました。芭蕉は、日本の各地を歩き、風光明媚(ふうこうめいび)な景色を、感情の動きや季節に合わせて詠んだ俳人です。それまでのものとは違った独自の俳諧、蕉風(しょうふう)を確立し、死後300年以上経った現在でも多くの人に親しまれる句をたくさん残しました。芭蕉を慕う俳人たちにより、今でも毎年旧暦の10月にあたる11月12日には俳聖、松尾芭蕉を偲んで、京都市東山区にある芭蕉堂で、法要や句会が行われています。芭蕉は全国の行く先々で、素晴らしい名句を残しましたが、生前最後の句となったのは、やはり旅先での句で、「旅に病んで夢は枯野をかけ廻(めぐ)る」でした。また、芭蕉は、毎年のように時雨(しぐれ)を俳句に詠み続けたため、「時雨の詩人」と呼ばれていて、その命日は「時雨忌(しぐれき)」とも呼ばれます。折しも芭蕉忌のころは、冬型の気圧配置が現れ始めるころでもあり、時雨の降る季節だったのです。備考芭蕉の享年(51歳)は数え年です。

りんごの収穫カレンダー

りんごの収穫カレンダー

りんごが収穫の季節を迎えています。代表的な品種のひとつである「つがる」は9月中旬ごろから収穫され、9月のうちからスーパーなどの店頭に並び始めます。10月中旬からは、上品な酸味が人気の「ジョナゴールド」、下旬になると、赤いものは贈り物にもされる「陸奥(むつ)」が収穫の時期を迎え、家庭の食卓を飾ることになります。そして、冬の足音が聞こえてくる11月の上旬に「ふじ」の収穫が始まります。日本一のりんごの産地である青森では、「ふじ」が生産量の半分を占め、日本を代表するりんごといえるでしょう。旬のりんごを、収穫時期に合わせて食べ比べてみてはいかがでしょうか。