夕立
夏の午後は毎日のように、どこかで夕立が起きています。夕立は、強い雨と雷を伴うことが多く、大雨や落雷などによって被害をもたらすことがあります。しかし、夕立は日中の暑さを和らげてくれるものでもあります。時には気温を5度以上も下げることがあり、夕立のあとは、一気に過ごしやすくなります。過去には夕立の前と後では、1時間に7度以上も下がったという記録もあります。夕立は、ほてった大地を冷ましてくれて、空気までも涼しくしてくれる、夏に涼をもたらす天然のクーラーと言えるでしょう。
発生時刻 | 2025年08月06日 04時27分頃 |
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震源地 | 千葉県北東部 |
最大震度 | 2 |
マグニチュード | 3.3 |
深さ | 40km |
震度2 | 千葉県 香取市山武市芝山町 |
震度1 | 茨城県 土浦市取手市茨城鹿嶋市潮来市稲敷市神栖市行方市鉾田市美浦村 千葉県 東金市旭市神崎町多古町九十九里町横芝光町千葉花見川区千葉稲毛区千葉若葉区成田市八千代市四街道市八街市印西市栄町 |
夏の午後は毎日のように、どこかで夕立が起きています。夕立は、強い雨と雷を伴うことが多く、大雨や落雷などによって被害をもたらすことがあります。しかし、夕立は日中の暑さを和らげてくれるものでもあります。時には気温を5度以上も下げることがあり、夕立のあとは、一気に過ごしやすくなります。過去には夕立の前と後では、1時間に7度以上も下がったという記録もあります。夕立は、ほてった大地を冷ましてくれて、空気までも涼しくしてくれる、夏に涼をもたらす天然のクーラーと言えるでしょう。
夏の夜の浜辺で、ウミガメが懸命に産卵している光景をテレビなどで見たことのある人は、多いのではないでしょうか。ウミガメとは、海洋に生息するカメの総称です。世界に7種類いるウミガメのうち、日本でも見ることができるのは、アカウミガメ・アオウミガメ・タイマイ・オサガメ・ヒメウミガメの5種類です。なかでもアカウミガメは、4月から8月ごろにかけて、関東より南の太平洋沿岸や南西諸島の砂浜に産卵のため上陸します。アカウミガメは深さ約50センチほどの穴を掘った後、約1時間ほどかけて、平均120個の卵を産みます。そして産卵から約60日後、穴の中でふ化した子ガメが地上にはい出て、一生の住みかとする海へと向かいます。ちなみに、産卵中のウミガメは、涙を流しているように見えますが、実は涙ではありません。目の上にある塩類腺(えんるいせん)から食べ物と一緒に飲み込んだ余分な塩分を排出しているのです。8月は場所によって産卵の時期を迎えていますが、同時に卵がふ化する時期でもあります。産卵やふ化に立ち会う場合には、親ガメや子ガメを刺激せず、静かに様子を見守るようにしましょう。
標高の高い山では、登るにつれて樹木の数がだんだん減ってきます。高山の岩場や砂利の上では、必死にはりついている植物を見ることができます。そんな「高山植物」に出会えることが登山の魅力のひとつと言えるでしょう。高山植物が育つ山地は、気温が低く常に強風が吹きつけます。また、土壌の水分が乏しいため、植物にとってかなり過酷な環境です。このような厳しい環境に、高山植物はどのようにして適応しているのでしょうか。一般に、高山植物は草丈が低く、とてもしなやかな茎や枝を持っているので、高い山に直接吹き付ける強風にも耐えることができます。また、深く広がるがっちりとした根を持っていることも特徴のひとつです。根を発達させることで、乾燥した斜面でも水分を効率よく吸収することができるのです。このように、高山植物は、私たちが普段目にする草花が育つことのできない、厳しい環境の下で、自分自身の姿を順応させて力強く生きているのです。