はだしで歩こう
いよいよ、夏も本番。夏ははだしになる機会が多い季節です。現代では靴をはくことが日常となっていて、靴の影響によって起こる足のトラブルも増えています。足のトラブルの解消には正しい靴を選ぶことも大切ですが、はだしになり、足を解放してあげることも大切だということを知っていますか。はだしになることで、どんなメリットがあるのでしょうか。まず、足へのしめつけがなくなるため、外反(がいはん)ぼしや、指先が曲がってしまうハンマートウなどの足の変形、巻き爪のような爪の変形を防ぐことができます。また、足のむれから解放されます。足の裏は体の中でも汗をかきやすい部分ですが、夏場には、靴の内側の温度は40度以上にもなり、靴の中は高温多湿でむれやすく、水虫や細菌が好む環境になってしまいます。はだしになることで、足がむれることなく快適に過ごすことができるのです。さらに、足の裏にあるたくさんのツボを刺激します。はだしで歩くことによって、ツボへの刺激が加わる上、足の指で床をつかみ、甲やかかと、アキレスけんを動かすことで、全身の血行を良くし、体の疲労回復にも役立ちます。このように、はだしで過ごすことは足へのしめつけやむれから起きる足のトラブルの防止や疲労回復など、多くの効果があるのです。この夏、できるだけはだしで過ごしてみませんか。