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地震情報

地震情報

2025年06月22日 05時57分 発表

発生時刻2025年06月22日 05時53分頃
震源地トカラ列島近海
最大震度3
マグニチュード4.6
深さ20km
震度3
鹿児島県
鹿児島十島村
震度1
鹿児島県
奄美市
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各地の天気

お天気豆知識

ハザードマップ

ハザードマップ

ハザードマップをご存知ですか。ハザードマップとは、過去の災害記録や現地調査、シミュレーションなどを基に、災害がおきやすい危険な場所や避難場所等を地図上に表したものです。災害予測図、危険地域予測図、防災マップと呼ばれることもあります。実際2000年の有珠山噴火の時、事前に住民に配られていたハザードマップを基に、迅速な避難が行われ、防災上非常に有効であることが示されました。ハザードマップには様々な種類があり、火山、地震、津波、洪水、落石・地すべり、雪崩、高潮など地域によって想定される災害に対して作られています。これまでハザードマップの存在があまり知られてなかったのは、ハザードマップを公表すると、地価が下がったり、住民の不安をあおったり、観光に打撃を与えると考えられてきたためです。しかし、現在ではハザードマップがあることで災害時に住民自身が積極的に動くことができ、観光客に対しても緊急時の対応をきちんと説明できるため、情報を率先して公開する考え方に変わってきました。そのためには正確な情報が必要です。どこで、どのような災害が起こりうるのか、また、災害が起こったときの対処法などを事前に知っておくことで、個人の防災意識が高まり災害時の被害を軽減することができるのです。ハザードマップを手に入れるには、各自治体に問い合わせるのがよいでしょう。また、最近ではインターネットで公開されている地域もあるので簡単に手に入れることができます。自分の住む町、学校、勤務先などが、どんな災害に弱いのか確認してみてはいかがでしょうか。

蚊取り線香の歴史

蚊取り線香の歴史

これから蚊に悩まされる季節ですね。家庭では蚊を追い払うために、電気式の蚊取り器や、うず巻き型の蚊取り線香を使っていることでしょう。なかでも蚊取り線香は、夏が来たことを実感させてくれる、今でも日本の夏に欠かせないアイテムです。蚊取り線香の歴史をひもとくと、江戸時代の資料には、「蚊遣り火(かやりび)」と呼ばれるものを利用していたことが書かれています。これは、様々な草木を燃やして煙をたき、蚊を追いやる方法でした。その後、「除虫菊」という殺虫成分のある花がアメリカから伝わり、1890年(明治23年)に蚊取り線香が誕生しました。当時の形は、長さ30センチ程度の仏壇(ぶつだん)の線香のような縦型で、今と違って運んでいる間に折れやすい上に、長時間はもたず、効き目が弱いものだったのです。そこで、1895年(明治28年)にこれらの欠点を改善すべく開発されたのが、うず巻き型です。現在のような形は、考案者の奥さんが出したアイデアがヒントになりました。うず巻き型は、縦型のものに比べて、太く、長くなったため折れにくく、持続時間も長く、効き目も良いものになりました。驚くべき事に、現在使われているうず巻き型は、100年以上前から変わらず、長い間人々に親しまれ、使い続けられているのです。

食中毒菌と温度の関係

食中毒菌と温度の関係

これから本格的な夏に向けて、食中毒が心配になりますね。食中毒菌は10度から65度の間で活動が盛んで、特に37度前後でもっとも増殖します。食中毒菌は65度以上になるとほとんどの菌は死滅し、また10度以下になると菌の増殖が鈍り始めるので調理の時に65度以上に加熱したり、食品を保存する時は常温を避け、10度以下で冷蔵したりする必要があるのです。しかし、食品をその温度にしたからといって安心してはいけません。調理の際、熱を加えたつもりでも、加熱にムラがあったり熱が不足したりすると、生き残った食中毒菌がまた増殖してしまうため、しっかりと中まで火を通すようにします。また、食中毒菌は冷蔵することにより増殖は鈍っても、死滅するわけではないため、冷蔵庫から出したものはすぐに食べてしまうことが必要です。このように、調理の際はしっかりと熱を加え、保存する時は冷蔵して保管することが、食中毒防止には重要となるのです。