快適温度
9月も末になって、朝晩はぐっと気温が下がり、秋らしい風が吹くようになってきました。秋は「食欲の秋」「運動の秋」「読書の秋」と言われますが、これには気温が大きく関連しています。私達がもっとも快適に感じる温度は22度前後と言われています。一日の平均気温が22度前後になるのは、北日本では9月の上旬、東日本や西日本は9月の下旬頃になります。ちょうどこれからが活動や考えごとをするのにもっともストレスの感じない季節にあたります。
発生時刻 | 2025年03月21日 00時59分頃 |
---|---|
震源地 | 三重県北部 |
最大震度 | 1 |
マグニチュード | 2.3 |
深さ | 10km |
震度1 | 三重県 亀山市 |
9月も末になって、朝晩はぐっと気温が下がり、秋らしい風が吹くようになってきました。秋は「食欲の秋」「運動の秋」「読書の秋」と言われますが、これには気温が大きく関連しています。私達がもっとも快適に感じる温度は22度前後と言われています。一日の平均気温が22度前後になるのは、北日本では9月の上旬、東日本や西日本は9月の下旬頃になります。ちょうどこれからが活動や考えごとをするのにもっともストレスの感じない季節にあたります。
日の出がだんだん遅くなり、秋の深まりを感じさせてくれます。9月下旬の日の出は5時半から6時前後ですが、それよりも早く起きると、真っ暗な夜空からだんだん明るくなってくる空の色の変化を見ることができます。太陽がまだ地平線の下にあって、日の出前や日の入り後の空の薄明かりを薄明(はくめい)といいます。明るさや色の具合は、その日の気象条件によって様々に変わりますが、日の出前の時間帯によって3つに分類して扱われています。まず、日の出の時間よりもおよそ90分ほど前から始まる空模様を天文薄明(てんもんはくめい)といいます。まだほとんど暗いものの、だんだん明るさが加わってきます。星の明るさよりも空の明るさが増してくることが目安で、ふつうはこの頃に天体観測は終了します。その後、日の出前60分頃になると空は急速に明るさを増してきます。この頃の空を航海薄明(こうかいはくめい)と呼び、5等星よりも暗い星が消えていくのが目安といわれています。さらに時間が経ち、日の出前30分頃からの空を市民薄明(しみんはくめい)(または常用薄明)と言います。この頃には東の空に赤やだいだい、黄色といった色味がでており、地平線から天頂にわたって、さまざまな色を見ることができます。日の出前30分頃からは私たちが照明なしに行動することができます。これが市民薄明の名の由来なのです。早起きするのが苦手という人は、夕日が沈んだ宵のうちの空を眺めてはどうでしょう。日の入り後の空も同じように、色彩豊かな空の色の変化を見ることができます。私たちはなにかと忙しく過ごしていますが、たまには空を見つめてみる時間を持つのも、いいのではないでしょうか。
9月も下旬になって、朝晩は気温が下がり、秋の空気が感じられるようになりました。そんな秋の体感を表現する季語に「肌寒(はださむ)」があります。俳句などの世界で「肌寒」という言葉は、「秋の冷気が肌に寒く感じられること」という意味を持ちます。ふだん私達は季節にこだわらず、肌に寒さを感じる時やぞっとする時に「肌寒い」という言葉を使いますが、本来は「秋」に限定した体感的な意味を持つ言葉で、使われる中で本来の意味を離れて、情緒的なニュアンスを持つようになったようです。秋の季語には「肌寒」に限らず、他にも秋の微妙な空気の変化を示すものがあります。例えば、ようやく感じるようになった寒さを表す「漸寒(ややさむ)」、肌にぞくぞくした感じを伴い、何となくほのかな寒さを示す「うそ寒(うそさむ)」、不快感、違和感を伴い、とらえどころのない寒さを示す「そぞろ寒(そぞろさむ)」などがあり、これらは寒さの微妙な度合いや進行具合を表します。このように、秋の空気の移り変わりを敏感に感じとって、巧みに表現していたのです。