気象病・季節病
皆さんは、低気圧がやってくると古傷が痛むというような話を聞いたことはないでしょうか。実際に医学的にも、特定の天気や季節、またはそれらの急変は、私たちの体に影響を及ぼすと考えられています。この天気の変化や特定の天気によって症状が悪化する病気を「気象病」といいます。気象病と考えられているものには、リウマチや神経痛、気管支喘息などがあり、これらは特に前線通過時に痛みを感じたり、発作が起きやすいといわれています。ちなみに、この痛みから敏感に天気の変化を感じとり、明日の天気を予想できる人もいるそうです。一方、季節の変わり目や特定の季節に症状が悪化する病気は「季節病」とよばれています。スギやヒノキなどの花粉症は、毎年特定の時期に流行し、季節が病気に深く関わる代表的な事例といえるでしょう。そのほか、脳卒中や心筋梗塞などのように、気象病である上に季節病でもあるといったものもあります。このように、天気や季節は病気と深く関わっていると考えられるため、これを逆手に取って先手を打つことで病気の発症を抑えたり、症状を軽くしたりすることができる場合もあるのです。



