雪の結晶・1
クリスマス目前、街角のショーウィンドウには、雪の結晶をモチーフとした飾り付けがされているのをよく見かけます。この雪の結晶、本当はどういう形か、ご存知でしょうか。雪の結晶は、一つ一つ成長する環境の違いによりいろいろな形になります。ただ、これらの形にはある規則性があって、よく使われている模様の中には、誤ったものもあるようです。
発生時刻 | 2024年09月14日 08時03分頃 |
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震源地 | 種子島南東沖 |
最大震度 | 3 |
マグニチュード | 5.8 |
深さ | 50km |
震度3 | 鹿児島県 錦江町肝付町鹿児島十島村南種子町屋久島町 |
震度2 | 熊本県 西原村 宮崎県 宮崎市日南市串間市都城市 鹿児島県 鹿屋市曽於市志布志市大崎町東串良町南大隅町西之表市三島村中種子町鹿児島市指宿市霧島市南さつま市南九州市 |
震度1 | 広島県 呉市府中町 高知県 宿毛市 佐賀県 上峰町 熊本県 熊本美里町 大分県 国東市大分市佐伯市 宮崎県 国富町綾町小林市えびの市三股町高原町西都市高鍋町新富町宮崎都農町椎葉村宮崎美郷町高千穂町 鹿児島県 垂水市枕崎市阿久根市薩摩川内市日置市いちき串木野市伊佐市姶良市奄美市大和村宇検村瀬戸内町喜界町天城町伊仙町 |
クリスマス目前、街角のショーウィンドウには、雪の結晶をモチーフとした飾り付けがされているのをよく見かけます。この雪の結晶、本当はどういう形か、ご存知でしょうか。雪の結晶は、一つ一つ成長する環境の違いによりいろいろな形になります。ただ、これらの形にはある規則性があって、よく使われている模様の中には、誤ったものもあるようです。
本格的な冬をむかえ、雪国では除雪作業に精を出されている方も多いことでしょう。特に北陸地方などの除雪作業は、雪が湿っていて重たいため一苦労です。湿った重たい雪は、除雪作業をつらくするだけでなく、物にくっついて「着雪害(ちゃくせつがい)」とよばれる被害を引き起こすこともあるのです。その代表的なものに電線着雪があります。これは電線を芯にして雪がぐるりと覆ってしまうもので、雪がたくさん付着すると、雪の重みで電線が切れたり、鉄塔が倒れたりするほか、重くのしかかった雪が電線から落ちたときに電線が跳ね上がり、他の電線と絡むなどといったこともあります。普通、雪は上から降ってくるのに、電線の下側にまで雪がぐるりと付着してしまうというのはなんとも不思議です。どうしてこのようなことが起こるのでしょうか。雪が降るとまず電線の上に雪が積もります。そして十分な重さの雪がバランスを崩したとき、がっしりと付着した雪は電線をねじって下側に回り込むのです。また電線がビニールに覆われている場合には、湿った雪が滑るようにして下側へ回転します。電線の上に雪が降り積もっては回転して下に回り込む、という過程が繰り返されることによって、電線の上下左右に雪が付着した「雪の筒」ができあがるのです。
12月21日は、二十四節気のひとつ「冬至」です。北半球では、この日の正午の太陽の高さが最も低くなり、昼の時間が短くなります。このころは、太陽の光が弱くなるため、植物が育ちにくくなり生命力が弱まるときでもありますが、冬至を過ぎると昼の時間が長くなりだすため、世界の国々では、この日を「再生」を願う日として考えるところが多いようです。たとえば、日本には弘法大師(こうぼうだいし)が村を巡るという伝承があります。大師さまは小豆簡あずきがゆ)が大好きな一本足の神とされ、冬至の夜に村里をまわって新たな生命力をあたえるといわれており、冬至のころは、各地で小豆粥や団子を作ってお供えをする行事がみられます。また、冬至の日にカボチャやコンニャクを食べると、体内の老廃物をだす「砂下ろし」になるとされ、ゆず湯に入ると風邪をひかないとも言われています。いずれも衰弱から再生を願った風習と言えるでしょう。