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警報・注意報(石川県)[07月11日(金)20時33分発表]

特別警報
警報
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かほく市
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河北郡津幡町
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河北郡内灘町
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能登南部
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羽咋市
高潮
羽咋郡志賀町
高潮
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高潮
鹿島郡中能登町
高潮
加賀南部
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加賀市
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白山市
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鳳珠郡能登町
高潮

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お天気豆知識

花火の構造

花火の構造

夏の風物詩と言えば、花火大会です。夜空を鮮やかに彩る打ち上げ花火を見に出かける方も多いのではないでしょうか。日本の花火は世界一精巧で華麗と言われており、その伝統技術は花火玉の構造にも見ることができます。打ち上げ花火はどこから見ても丸く球状に広がりますが、これは花火玉自体がボールのような「球形」をしているためです。花火玉の上部には「竜頭(りゅうず)」と呼ばれる部分があり、この部分にロープを通して吊すことで、打ち上げ筒の底に花火玉を静かに収められるようになっています。また竜頭の反対側には導火線があり花火玉の内部へと繋がっています。打ち上げ時には導火線にまず火がつくわけですが、導火線を火が伝わる間にすこし時間がかかるため、しばらくしてから花火玉の中心にある「割火薬(わりかやく)」が着火します。導火線はちょうどタイムスイッチのような働きをしていて、これによって花火は上空のちょうど良い位置で開くことができるのです。そして割火薬は、花火玉を包む「玉殻(たまがら)」を破り、光の花びらになる「星(ほし)」を大きく放射状に飛ばす役割をしています。星はまさに打ち上げ花火のあでやかさを作るものです。花火玉の中に数層の星を詰めることによって光の花びらが増え、花火自体のボリュームがでます。また、星がそれぞれ違う発色をする火薬の層でできているために、色の変化を花火に与えます。花火玉は、直径30センチメートル程の尺玉でも、打ち上げられると夜空におよそ直径320メートルにも広がる花火を咲かせます。小さな花火玉の中の細かい仕組みが夜空に華麗な大輪の花を咲かせているのです。

花火の歴史

花火の歴史

今年も夏の花火シーズンがやってきました。夏の風物詩として、今ではすっかり定着していますが、日本で花火が見られるようになったのは江戸時代からです。花火の主な原料となる火薬は、紀元前3世紀に中国で発明されました。日本では火薬は戦国時代に鉄砲に使われるようになります。江戸時代になると、火薬が花火などの武器以外にも使われるようになったのです。線香花火やネズミ花火といった小型の花火からはじまり、江戸時代後期になると、大型の打ち上げ花火が登場するようになりました。花火は江戸で栄え、庶民の間でも親しまれるようになり、今も続く隅田川の花火大会(当時は両国の川開き)も、1733年(享保18年)から始まりました。その後、花火はさらに改良され、明るく色鮮やかな花火になりました。現代の日本の花火は、夜空に広がると同時に色が変わること、二重三重の円を描くことなどの特徴を持ち、その技術は世界一精巧であると言われるほどになったのです。

納豆

納豆

7月10日は語呂合わせでナットウ、納豆の日です。食欲の無くなる夏場は、しっかりと栄養のあるものを食べたいものです。日本生まれの栄養満点の食べ物といえば、やはり納豆をはずすことはできないでしょう。納豆は煮豆と納豆菌の出会いによって生まれた食品です。納豆を作るのに欠かせない納豆菌は、枯れ草、稲ワラ、そして空気中と、私たちの回りの至る所に存在しています。その中でも納豆菌は暖かく湿ったところを好むため、保温保湿性に優れたワラの中は格好の住みかとなります。そのため、煮豆をワラで包むと納豆菌によって煮豆が発酵して納豆ができあがるのです。縄文時代からあったという説もあるほど、昔から親しまれてきた納豆の特徴といえば、やはりネバネバとした糸でしょう。ネバネバの正体は、アミノ酸の一種であるグルタミン酸と、「フラクタン」という糖質がからみ合ったものです。納豆をよくかき混ぜると、ネバネバとした糸がたくさんでき、味がまろやかになりますね。これはよくかき混ぜることで「グルタミン酸」が増え、うまみが増すのです。またこのネバネバした糸はミネラルと結び付きやすい性質があり、骨の土台となるカルシウムの吸収を高める効果があります。他にも納豆には様々な効果があり、健康食品として見直されています。また、納豆菌には抗菌作用もあると言われており、夏場は生ものと一緒に食べると効果的です。納豆は安価で栄養豊富な食品です。薬味をいれたり、そのまま食べたり、自分の好みの食べ方を探してみてはいかがでしょう。