部屋の湿度
春とはいっても、まだまだ寒さが続いて暖房の欠かせない日が多いのではないでしょうか。暖房された室内は乾燥しがちで、インフルエンザウイルスにとっては最適な環境です。インフルエンザウイルスは、湿度が高いほど活動が鈍くなり、湿度50パーセント以上ではその生存率が低くなります。このため暖房と同時に十分な加湿を心掛けることが大切です。しかし、湿度が高すぎることもよくありません。結露が生じたり、カビが生えるなどの心配が出てくるためです。また、高い湿度はダニを増やす原因のひとつにもなります。こういったことから、私達が生活する上で最適な湿度は、50から60パーセントといわれています。暖房を使うときは湿度計にも気を配り、できるだけ適度な湿度を保ちたいものですね。