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福井県の洗濯指数

2025年12月22日00時00分発表
洗濯指数凡例 :
部屋干し部屋干し
乾きにくい乾きにくい
乾く乾く
よく乾くよく乾く

各地の天気

お天気豆知識

冬至

冬至

12月22日は、二十四節気のひとつ「冬至」です。北半球では、この日の正午の太陽の高さが最も低くなり、昼の時間が短くなります。このころは、太陽の光が弱くなるため、植物が育ちにくくなり生命力が弱まるときでもありますが、冬至を過ぎると昼の時間が長くなりだすため、世界の国々では、この日を「再生」を願う日として考えるところが多いようです。たとえば、日本には弘法大師(こうぼうだいし)が村を巡るという伝承があります。大師さまは小豆簡あずきがゆ)が大好きな一本足の神とされ、冬至の夜に村里をまわって新たな生命力を与えるといわれており、冬至のころは、各地で小豆粥や団子を作ってお供えをする行事がみられます。また、冬至の日にカボチャやコンニャクを食べると、体内の老廃物を出す「砂下ろし」になるとされ、ゆず湯に入ると風邪をひかないとも言われています。いずれも衰弱から再生を願った風習と言えるでしょう。

虫の冬越し

虫の冬越し

昆虫は気温の影響を受けて体温を変える変温動物です。そのため、冬になり気温が下がると体温も下がり、10度以下になると多くの虫は活動を停止します。気温の低い冬の間、虫はさまざまな所でじっと冬越しして、暖かくなる春の季節を待っているのです。冬越しの方法はさまざまで、カブトムシやクワガタムシなどは幼虫の姿で冬を越します。冬の森の中で落ち葉の下や朽ちた木の下を探してみると、これらの幼虫を見つけることができます。これは落ち葉が毛布の役割をしてくれるため温度変化が少なく、春になって急激に気温が高くなったとしても体力を消耗することがないからです。また、カマキリやトノサマバッタなどは卵として冬を越し、アゲハチョウやモンシロチョウはさなぎで冬を越します。卵やさなぎの場合は幼虫で冬を越すよりも寒さや乾燥に強く、むき出しになった木の枝や土の中で見つけることができます。そして、成虫のままで冬を越すものにはカメムシやテントウムシなどがあり、テントウムシは岩場のすき間などに集団を作って冬越しします。このようにして虫たちは寒い冬を越し、春が訪れるのを待っているのです。

雪のできかた

雪のできかた

雪の一粒一粒をよく見てみると、それぞれ複雑な形をしていることがあるのをご存じでしょうか。雪の結晶はどのようにして作られていくのか、その成長過程をたどってみましょう。空気中を漂うたいへん小さなちり粒に、上空のよく冷えた水蒸気が凍りついて球形の氷の粒を作り、やがて六角形の雪の結晶に成長します。その後も周囲の水蒸気を取り込んで成長しますが、このときの気温や湿度などによって様々な形になります。結晶の角から木の枝が6本伸びたような物や六角形の板状の物、針状の物もあります。これらの雪の結晶ははじめはごく小さなもので、落下していく間に別の雪の結晶とぶつかり、複雑に絡み合ったり、衝撃で壊れたりします。また、地上に近づいて気温が高くなると溶け始めたり、雲の中の水滴がくっついたりして、雪が水分を含むこともあります。特に、地上の気温が0度よりもやや高いときには、雪の結晶同士がくっつきやすく、比較的大きな雪へと成長します。なんと直径が10センチメートルという、たいへん大きな雪が降ったという報告もあります。雪はこのように複雑な形に成長しながら、地上へと舞い降りてくるのです。