気温は7月下旬から8月上旬にかけて最も高くなります。しかし、水は温まりにくく冷めにくい性質をもっているため、海水温は気温の変化におよそ1か月ほど遅れて変動します。
そのため、春は気温のわりに海水温が低い時期になるのです。そして、春、サーフィンなどのマリンスポーツをする際にはこの気温と海水温の差に十分注意する必要があります。
この差が大きいと、身体に大きな負担をかけることになり、足をつって溺れたり、ときには心臓へ急激な負荷がかかる恐れもあります。
また、海水が冷たいために水に浸かっているだけで夏よりも体力を消耗しやすく、体温が奪われて運動能力も低下してしまいます。
ほかにも冬の間の運動不足で筋力が衰えていることも考えられ、春は冷たい海水によってサーフィンの事故が起きやすい季節といえるでしょう。
海に出かける際にはその時期の海水温に合った最適なウェアを用意し、しっかりと準備運動をしてから海に入るようにしましょう。
お天気豆知識(2026年04月17日(金))


海辺に吹く風は、大きく沖から岸に吹く風である「オンショア」と、岸から沖に吹く「オフショア」とに分けられます。
オンショアの場合とオフショアの場合では、どのような違いがあるのでしょうか。
通常、海上の波は吹走距離(すいそうきょり)が長い時、つまり風の吹いてきた距離が長いほど風下で波が高くなります。つまり風向きがあまり変わらず、オンショアが強い時は、岸に近い所ほど波が発達することになります。
一方、オフショアが強い時は岸近くでは、比較的おだやかな海でも沖に行くと、波が高くなっていることになります。
オンショアが強いと釣りやサーフィンなどをする沿岸部では、強風や高波のため、足下に注意が必要です。とくに、砕けた波は、元の波の5から6倍のスピードで打ち寄せるので、波打ち際でも危険度が低くなるわけではありません。
またオフショアが強いと、プレジャーボート(ヨットやモーターボート)などは湾内等に停泊している時は揺れを感じなくても、沖合では白波が立っていることもあるのです。出発には十分な検討が必要だ、ということになります。

