これから暑くなってくると、よく冷えたメロンがいっそうおいしく感じられるようになります。メロンは少々値が張る果物なので、絶対に食べごろは逃したくないものです。
メロンを買ってきたら、常温(20度から25度くらい)で保存します。時間がたつと香りが強くなり、青緑色だった表皮がやや黄色みがかってきます。底の部分を軽く押してみて柔らかくなっていたら、それが食べごろを迎えた証拠です。
比較的高級なものには食べごろを表示したシールが貼ってあるので、それを目安に確認すると良いでしょう。そして、食べごろになったら冷蔵庫で3時間から5時間程冷やせば一層おいしく食べられます。
ところで、メロンはおいしいだけでなく体を健康にする要素をたくさん持っています。例えば、メロンに豊富に含まれているカリウムは、余分なナトリウムを排出して体内の塩分を調整する働きを持っています。また利尿作用もあるので、二日酔いやむくみ対策にぴったりです。
ほかにも豊富なビタミンが肌をみずみずしく保つ助けになったりと、メロンは美容や健康という面でも優れた果物なのです。
お天気豆知識(2026年06月12日(金))


マスクメロンの「マスク」とは、「面」という意味のマスクではなく、薬の材料にも使われる「じゃこう」という香料を意味するムスクに由来しています。マスクメロンがじゃこうのような香りを放つため、こう呼ばれるようになったそうです。
また、マスクメロンは全体を覆う網目も特徴的で、ネットメロンとも呼ばれています。果実が小さいうちは表面に網目はありませんが、大きくなっていくにつれて見られるようになります。
マスクメロンの中身が大きく膨らんでいこうとするとき、表皮に大きな力がかかり、やがてひび割れ、その割れ目から内部の果汁が染み出してきます。マスクメロンの網目は染み出た果汁が固まってできたものなのです。
ひび割れは交配させてからおよそ半月で始まり、はじめは縦方向に、そして横方向に割れ目が入り1週間ほどで網目ができあがります。網目はいわば、はち切れんばかりに膨らんだメロンの「かさぶた」のようなものだったのです。
ちなみに、網目はおいしいメロンを見分ける目安にもなります。網目が細かくてムラがなく、白くはっきりしているものが味の良いメロンです。

