冬の星座の代表格ともいえるオリオン座ですが、夜遅くにはその姿を見るようになってきました。このオリオン座にも流星群があるのをご存じでしょうか。
流星群が現れるのは例年10月10日から11月5日ころまでで、ピークは10月22日前後です。
流星の飛び出してくる放射点は、オリオン座の左上にあるベテルギウスの近く、ちょうど勇者オリオンが右手に握るこん棒のあたりです。
オリオン座流星群は、時折火球(かきゅう)と呼ばれるかなり明るいものが流れたり、跡を残すものがあるという特徴があります。
空気が澄み星空のきれいな季節になりました。秋の夜長、夜更かしのついでに夜空を見上げてみるのも良いですね。
お天気豆知識(2026年10月21日(水))


毎年決まった時期に現れる流星群は、地球が彗星の塵の中を通過するときに起こる現象です。
その中でもオリオン座流星群は、あの有名なハレー彗星が母天体です。
ハレー彗星と言えば、1986年に76年ぶりに地球に大接近し話題となりましたが、その軌道に残された塵と地球の軌道が重なるため、1年に一度、オリオン座流星群が現れるのです。
地上では、オリオン座のある方向から周囲に流星が飛び散るように見えます。このためオリオン座流星群という名前が付けられていますが、実は星座と流星群は直接の関係はありません。
ちなみに、ハレー彗星を母天体とする流星群には、5月に現れるみずがめ座エータ流星群もあります。
ハレー彗星自体は大接近からすでに40年近く経ち、現在ではかなり地球から遠ざかっています。それでも、そのときに残した塵が流星となり、毎年私たちの前に姿を現しているのです。

