日本で一番早く紅葉が訪れるのは、北海道の最北端、稚内あたりからと思う方もいるのではないでしょうか。
実は北海道の中央に位置する大雪山系(たいせつさんけい)が日本で一番早く紅葉をむかえ、中でも標高2291メートルの旭岳(あさひだけ)が手軽に行ける所として有名です。※図は「旭岳2290m」となっていますが、国土地理院土地理院の調査で2008年より、標高が2290mから2291mへ改定されています。
旭岳ロープウェイの姿見駅付近は旭平(あさひだいら)といい、例年9月中旬には、バラ科で葉の裏が粉白色であることから名がついた「ウラジロナナカマド」と呼ばれる高山植物が赤く色づきます。
また旭平から北へ1時間ほど歩くと裾合平(すそあいだいら)に達しますが、この辺りは更に紅葉が素晴らしいところです。アイヌの人々がカムイミンタラ「神々の遊ぶ庭」と言ったのもこの辺りのようです。
そして旭岳のふもと、標高1100メートルの旭岳温泉では、9月下旬から10月上旬にかけて見ごろを迎えます。一足早く北の山々で、素晴らしい秋の彩りを堪能してみてはいかがでしょうか。
お天気豆知識(2026年09月07日(月))


多くの地域で、これから紅葉のシーズンを迎えます。紅葉がいつから始まるか気になる方も多いでしょう。
紅葉と秋の気温には深い関係があります。明け方の最低気温が8度前後より低くなると、しばらくして葉が色づきます。
また、冷え込みは一時的なものではなく、何日か続いて初めて紅葉につながります。
日中の暖かい日差しと夜の冷え込みというめりはりのある天気は、あざやかな紅葉の条件でもあります。
日本は世界でも類がないほど多種多様な樹木が色づき、美しい紅葉が見られる国です。紅葉の見ごろ時期を逃さず、素晴らしい秋の彩りを楽しみたいものですね。

