毎年、お盆の時期には、夜空にペルセウス座流星群が現れます。この流星群は、1月のしぶんぎ座流星群、12月のふたご座流星群と並ぶ3大流星群の一つで、多い時には、1時間に40個から60個以上の流星を見ることができ、観測しやすい流星群の一つです。
流星群の出現期間は、例年7月20日ごろから8月20日ごろまでです。
ただ、月の明るい時期に観測する際は、月明かりを消すような工夫をするといいでしょう。例えば、建物や車を利用して月明かりを視界から隠すようにします。
また、月明かりを遮るのに、つばのある帽子を被るのもよいでしょう。そのほか、双眼フードを利用するのも効果があります。
空の明るさ自体は変わらないため、視界から月だけを隠しても効果がないように思われるかもしれませんが、目が暗闇に慣れる効果があるのです。
このようなちょっとした工夫をして月明かりに負けずに、ペルセウス座流星群の観測を楽しみましょう。
2026年は、8月13日11時頃に極大が予想されていますが、日本では昼間にあたるため直前となる13日未明を中心に多くの流星が見られそうです。13日は新月にあたり、絶好の条件となっています。
お天気豆知識(2026年08月09日(日))


もうすぐペルセウス座流星群の出現のピークを迎えます。流星を観測するには、空の広い範囲が見渡せ、街の明かりの影響が少ない所が適しています。
すると、観測に適した場所としては、都市から離れた海や山を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。
それでは、海と山ではどちらが天体観測に適しているのでしょう。日本付近が太平洋高気圧に覆われている夏は、地上には湿った空気がたまりやすく、特に海の近くは多くなります。
空気中に水蒸気の粒が多くなると、もやがかかったようになって見通しが悪くなるため、海の近くでは星が見にくくなるのです。一方、標高の高い山では、海の近くに比べて空気中の水蒸気は少ない状態となります。
また、地上に比べて、ちりなどの小さな粒子も比較的少ないため、山ではきれいに星を見ることができるのです。
このような理由から、流星の観測には海よりも空気中の水蒸気や小さな粒子の少ない山の方が適しているといえます。

