晩春から初夏にかけて花を咲かせる樹木にツツジがあります。その色はとても鮮やかで、品種によって朱色、紫色、白色、黄色など多彩な花を咲かせます。
ツツジ科の植物は野生種だけで約50種が日本に分布しています。また、色彩の豊かさから品種改良なども多く行われ、園芸用のものを含めると世界で800種を超えるとさえ言われています。
樹木には総じて空気を浄化する作用がありますが、ツツジの中でも街路樹としてよく見かけるオオムラサキは、特に空気を浄化する能力に優れています。
またツツジは樹木の中では背が低いため、街路樹として植えると歩道をゆく子供たちを排気ガスなどから守るフィルターの役割も果たします。
ツツジは彩りの美しさと大気の浄化機能により、環境を改善してくれる優れた樹木と言えそうです。
お天気豆知識(2026年04月12日(日))


ツツジは鮮やかな花の色と空気を浄化する性質から、街路樹や庭木として親しまれている身近な樹木です。
多様な種類があるツツジですが、街路樹として植えられることの多いのはヒラドツツジです。
大型の花を咲かせて華やかである一方、乾燥にもある程度耐えられて大気汚染や病害虫にも強く、管理もしやすい品種です。また常緑樹なので、年間を通じて空気の浄化作用があります。
九州の山々に群生して咲くミヤマキリシマは、花の美しさから雲仙(うんぜん)や阿蘇、久住(くじゅう)、霧島など観光地で名物になっています。
ミヤマキリシマは小さな花をぎっしりと並べて咲かせるため、その花付きの良さと色の豊富さから鉢植えとしても人気があります。
そして、高原などに多く自生するレンゲツツジは、花や葉に有毒成分があるものの、その美しさから庭木として好まれています。中でも黄色の花を付けるものはキレンゲツツジとよばれ、人気があります。
ツツジは野山や都会の道路、庭園とさまざまな場所に春の華やかさを添えて、私たちの目を楽しませてくれているのですね。

